近年では、AI技術によるサービスなどの普及によりIT技術のニーズは高まり、プログラミング初心者が増えています。
しかし、誰でも簡単にプログラミングの世界で仕事ができるわけではありません。
そこで今回は、プログラミング初心者が実務で使えるスキルを身につけるためのロードマップや、おすすめの勉強法などを開設していきます。
今後プログラミングの仕事をしてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
プログラミングスキルがあるとどんな職業につけるのか
プログラミングスキルを持っていることによって現代社会ではどのような職業に就けるのかを紹介していきます。
自分の目標に近い職業がどれなのかをしっかり確認しておきましょう。
Web系のプログラマー
Web系のプログラマーは、主にWebアプリケーションの開発を行うプログラマーのことを指します。
Webアプリケーションとは、ブラウザからアクセスできるWebサイトのことで、ユーザーとやりとりするインターフェースやデータの処理を行うためのプログラムが含まれます。
Web系のプログラマーが必要とされる分野は広く、企業や団体、個人事業主など、さまざまな業界で求人があります。
また、自分でアイデアを出してWebアプリケーションを開発することもできます。
主に必要なスキルは、HTML、CSS、JavaScriptなどのWebフロントエンド技術や、サーバーサイドのプログラミング言語としてはPHP、Python、Ruby、Java、JavaScriptなどが挙げられます。
また、Webフレームワークやデータベースの知識も必要です。
Web系のプログラマーは、Web開発会社やIT企業、メディア企業、広告代理店、自治体や官公庁、金融機関など、多様な企業で求人があります。
また、フリーランスとして、自らアイデアを出してWebアプリケーションを開発することもできます。
Web系のプログラマーには、Webフロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、フルスタックエンジニアなど、職種も多岐にわたります。
それぞれの職種に必要なスキルや知識は異なるため、自分が目指す職種に応じたスキルアップが必要です。
しかし、多くの場合、Web開発に必要なスキルはオンライン教材や書籍で学ぶことができます。
アプリケーションのプログラマー
アプリケーションのプログラマーは、スマートフォンアプリやデスクトップアプリケーションなど、各種アプリケーションの開発を行うエンジニアです。
アプリケーション開発は、ウェブ開発とは異なり、オフラインでも動作するソフトウェアの作成になります。
主なプログラミング言語は、Java、C#、Swift、Objective-C、Kotlin、C++などです。
アプリケーションのプログラマーは、アプリケーションの機能開発、UI/UX設計、データベース設計、クライアント/サーバーサイドの連携など、多岐にわたる業務を担当します。
また、アプリケーションのバグ修正や改善、新しい機能の追加など、保守・運用にも携わります。
アプリケーションのプログラマーには、モバイルアプリケーションの開発を専門に行うエンジニアもいます。
スマートフォンが一般化した現在、iPhoneアプリやAndroidアプリなど、モバイルアプリケーションの需要が高まっています。
アプリケーションのプログラマーには、開発に必要なスキルが求められます。
具体的には、プログラミング言語やフレームワークの知識、アルゴリズムやデータ構造などの基礎知識、UI/UX設計やデータベース設計などの設計能力、チーム開発のコミュニケーション能力などが必要とされます。
アプリケーションのプログラマーは、Web開発とは異なる開発プロセスが求められることもあります。
アプリケーションのプログラムは、ユーザーインタフェースやデータベースなど多くの要素が含まれており、機能の実現には高度な技術が必要です。
ただし、その分やりがいや成長を感じられることも多いでしょう。
AIのプログラマー
AIのプログラマーは、機械学習や深層学習を使った人工知能システムの開発や改良を行う専門家です。
AIの分野は急速に発展しており、AIプログラマーの需要も高まっています。
AIのプログラマーに必要なスキルとしては、まずプログラミングの基礎知識が必要です。
C言語やPythonなどのプログラミング言語の知識が求められます。
また、数学・統計学の知識も必要で、線形代数、微積分、確率論、統計学などが重要となります。
機械学習の知識も重要であり、教師あり学習、教師なし学習、強化学習などのアルゴリズムについての知識が必要となります。
また、機械学習フレームワークの理解も必要です。代表的なものとしては、TensorFlow、PyTorch、Kerasなどがあります。
AIプログラマーは、機械学習モデルの設計、データの前処理、モデルのトレーニングやチューニング、モデルの評価など、多岐にわたるタスクをこなす必要があります。
そのため、ビジネスドメインの知識やコミュニケーション能力も求められます。
AIプログラマーの求人は、AIに特化したスタートアップ企業や大手企業、ITコンサルティング企業、金融機関、自動車メーカーなど幅広い業界で見られます。
AI技術の発展に伴い、今後ますます需要が高まっていくことが予想されます。
オープン系のプログラマー
オープン系のプログラマーは、オープンソース技術を用いて開発を行うプログラマーのことを指します。
オープンソースとは、誰でも自由にソフトウェアを利用・改変・再配布できるライセンスのことであり、多くの場合、そのソフトウェアのソースコードが公開されていることが特徴です。
オープン系のプログラマーは、Webアプリケーションの開発や、Linuxなどのオープンソースソフトウェアの開発など、様々な分野で活躍しています。
オープンソースに関する知識を深め、膨大なソースコードを読み解き、開発に必要な機能を追加したり、バグを修正したりすることが求められます。
オープン系のプログラマーに必要なスキルとしては、プログラミング言語やフレームワークの知識、バージョン管理ツールの扱い方、Linuxの基礎知識、デバッグ技術などが挙げられます。
また、オープンソースコミュニティに参加して、自分が開発したソフトウェアを公開することで、多くの人に利用してもらうことができます。
オープン系のプログラマーは、多くの場合、オープンソースに関する貢献や活動が評価される傾向があります。
また、オープンソースに携わることで、世界中の開発者と交流することができ、自分自身のスキルアップにもつながるでしょう。
最近では、オープンソース技術がますます注目されるようになり、オープン系のプログラマーの需要も増加しているため、将来性も高い職業の一つです。
インフラ系のプログラマー
インフラ系のプログラマーは、システムやネットワークなどの基盤となるインフラストラクチャーを構築し、運用・保守するためのプログラミングを行うエンジニアのことを指します。
具体的には、サーバーの構築・設定や自動化ツールの開発、ネットワークの設定・監視、バックアップやセキュリティ対策の実施などがあります。
インフラ系のプログラマーには、オペレーションエンジニア(以下、オペレータ)やシステムエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニアなどがいます。
それぞれの役割は異なりますが、基盤を構築し、運用・保守するために必要なプログラミングスキルが求められます。
例えば、オペレータは、インフラストラクチャーの自動化や監視を行うために、シェルスクリプトやPythonなどのスクリプト言語の知識が必要です。
また、システムエンジニアやネットワークエンジニアは、CやC++などの低レイヤーの言語を使って、高速な処理や通信プロトコルの開発を行います。
セキュリティエンジニアには、セキュリティホールの発見や脆弱性診断、侵入検知システムの構築などがあります。
ここでは、PerlやRubyなどのスクリプト言語を使用して、膨大なログを処理することが求められます。
また、近年では、クラウドサービスの普及に伴い、AWSやGCPなどのクラウドプラットフォームの知識が求められるようになってきました。
インフラ系のプログラマーは、クラウド上でのインフラ構築やオーケストレーションツールの開発など、クラウドに特化したスキルを身につけることが重要です。
ネットワーク系のプログラマー
ネットワーク系のプログラマーは、ネットワークに関するプログラムの開発や設計を担当するプログラマーです。
ネットワーク機器の開発や制御、通信プロトコルの設計や実装、セキュリティ対策に関するプログラムの開発、ネットワークのトラブルシューティングや障害解決などの業務を担当します。
ネットワーク機器メーカーや通信事業者、SIerなどで活躍することが多く、常に進化するネットワークに対応するために最新技術にも精通している必要があります。
ネットワーク系のプログラマーになるためには、ネットワークや通信プロトコル、セキュリティに関する知識とともに、プログラミング言語やツールの知識が必要です。
一般的には、情報工学や電気・電子工学などの分野で学士号を取得することが多く、CiscoのCCNAやCCNP、MicrosoftのMCSEなどのネットワーク系の資格を持っている場合もあります。
ネットワーク系のプログラマーは、ネットワークの高速化やセキュリティ強化など、常に進化するネットワークに対応するために、最新技術にも精通している必要があります。
プログラミング初心者は独学でスキルを習得できる?
プログラミング初心者でも、独学でスキルを習得することが可能です。
オンライン上には、多数のプログラミング教材やチュートリアルが用意されており、初心者でも手軽に始めることができます。
ただし、独学でスキルを習得するには、自己学習の能力が必要不可欠です。
自己学習のためには、問題を解決するための検索力や、プログラムを読み解くための基礎的な知識が必要です。
また、プログラミングにはある程度の理論知識やアルゴリズムの理解が必要なため、基本的なプログラミング知識を習得した後に、実践的なプログラムを書くことを通じて、スキルを向上させることが重要です。
ただし、独学だけでは、より実践的なスキルや業務に必要な技術を習得するのは難しい場合もあります。
そのため、オンラインでの勉強だけでなく、コミュニティに参加したり、実務経験を積むことでスキルを磨くことが重要です。
特に、実務経験を積むことで、他のエンジニアとのコミュニケーション能力や、実際の開発プロセスについて学ぶことができ、より実践的なスキルを身につけることができます。
プログラミング初心者は、独学から始めて、コミュニティや実務経験を通じて、より高度なスキルを身につけることが重要です。
プログラミング初心者のためのロードマップ
プログラミングは、現代社会において必要不可欠なスキルの一つとなっています。
しかし、初めてプログラミングを始める人にとっては、何から始めたらいいのかわからず、戸惑ってしまうかもしれません。
そこで、ここからはプログラミング初心者がスキルを身につけるためのロードマップについて解説します。
このロードマップを参考に、初心者でも無理なくスキルアップしていくことができます。
プログラミングをなぜ始めたいのかを明確にする
プログラミングを始める理由は人それぞれですが、明確にすることは非常に重要です。
自分がプログラミングを始めたいと思った理由を明確にすることで、自分自身のモチベーションを保ちながら、目標に向かってスキルアップすることができます。
例えば、プログラミングを始めたい理由として、IT業界での就職や転職を考えている、趣味やアイデアを形にしたい、自分のビジネスを開始するためなどが挙げられます。
それぞれの理由に応じたスキルや知識を身につけることで、自分の目的を達成することができます。
自分がプログラミングを始めたい理由を明確にし、その目的に向かって学習することで、自己成長やキャリアアップに繋がるかもしれません。
自分の目標に合ったプログラミング言語を選ぶ
プログラミング言語は多種多様であり、それぞれに得意な用途があります。
自分の目標に合ったプログラミング言語を選ぶことは、効率的な学習や開発に繋がるため非常に重要です。
まずは自分が目指す分野や目的によってどのようなプログラミング言語が求められるのかを調べましょう。
例えば、Web開発を目指す場合は、HTML、CSS、JavaScriptなどが必要です。
また、データ解析や機械学習を学びたい場合はPythonが適しています。
その他、スマートフォンアプリ開発にはSwift、Javaが必要です。
自分が目指す分野や目的に適したプログラミング言語を選ぶことで、効率的な学習や開発ができ、目標達成に繋がります。
ただし、初心者は複数のプログラミング言語を学びすぎないようにし、基礎的なプログラミングスキルを身につけることを優先しましょう。
開発の環境を整える
プログラミングにおいて、開発環境を整えることは非常に重要です。
開発環境が整っていると、効率的な開発ができ、品質の高いソフトウェアを作ることができます。
まずは、開発するプログラミング言語に合わせた統合開発環境(IDE)をインストールしましょう。
IDEには、コードの自動補完やデバッグツールなどの便利な機能が搭載されているため、効率的な開発ができます。
また、コード管理や共同開発にはGitなどのバージョン管理システムが必要です。
さらに、開発環境にはデータベースやWebサーバーなどの必要なソフトウェアをインストールすることも必要です。
これらのソフトウェアはOSによって異なるため、インストール方法を調べ、環境を整えましょう。
開発環境を整えることで、スムーズな開発ができ、効率的な学習に繋がります。
自分に合った勉強法でスキルを身につける
プログラミングの勉強には、自分に合った勉強法を取り入れることが大切です。
まずは、学習の目標を明確にして、自分に合った学習スタイルを選びましょう。
例えば、自己流で学ぶのが得意な人は、インターネット上に公開されているオンライン教材を活用することができます。
一方、質問しやすい環境や、実際にプログラムを書きながら学びたい人は、オンラインスクールや実際の教室に通うことをおすすめします。
また、学習に必要な時間や予算なども考慮し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
勉強する上でのモチベーション維持にもつながるので、楽しく学べる方法を選んで取り組んでみましょう。
代表的なプログラミング言語
プログラミング言語には、さまざまな種類があります。
それぞれに特徴があり、どの言語を学ぶかによって開発できるアプリケーションの種類や使える環境が異なります。
今回は、代表的なプログラミング言語を紹介していきます。
それぞれの特徴や使われる場面などを解説するので、初心者の方でも理解しやすいように説明していきます。
Python
Pythonは、シンプルで読みやすい文法が特徴的なプログラミング言語です。
初心者にも理解しやすく、さまざまなアプリケーション開発に利用されています。
Webアプリケーションやデータ分析、人工知能など、幅広い分野で利用されています。
また、Pythonはコードの自動化に優れており、処理が高速なことから、大量のデータの処理にも向いています。
Pythonには、多くのライブラリが用意されており、その多くはオープンソースで公開されています。
これにより、自分で機能を開発する必要がなく、既存のライブラリを組み合わせることで、効率的にプログラミングすることができます。
また、Pythonはクロスプラットフォーム対応しているため、Windows、Mac、Linuxなど、さまざまなOSで動作することができます。
Pythonは、初心者にも理解しやすく、使い勝手がよいため、プログラミング初心者にとっては学びやすい言語の一つとなっています。
また、人工知能、データ分析、Webアプリケーションなど、今後ますます需要が高まっていく分野にも利用されるため、スキルアップするためにも学習することをおすすめします。
Java
Javaは、オブジェクト指向型のプログラミング言語で、多くの企業で利用されています。
Javaは、構文が明確でわかりやすく、安定性が高く、豊富なライブラリが存在することから、多くの企業で利用されています。
Webアプリケーションやモバイルアプリ、デスクトップアプリなど、幅広い分野で利用されています。
Javaには、Java Virtual Machine(JVM)と呼ばれる仮想マシンがあります。
このJVMは、プラットフォームに依存しないため、Javaで開発されたアプリケーションは、Windows、Mac、Linuxなど、さまざまなOSで動作することができます。
また、Javaはセキュリティに優れており、Webアプリケーションなどのセキュリティに関する問題に対して、高い防御能力を発揮することができます。
Javaは、学習書やオンライン講座、コミュニティなどが充実しており、初心者でも比較的容易に学習することができます。
また、Javaは多くの企業で利用されていることから、就職や転職に有利なスキルとなっています。
ただし、Javaは初めのうちは学習のハードルが高く、CやC++といった言語と比較すると、プログラムの実行速度がやや遅いといった欠点があります。
PHP
PHPは、Webアプリケーション開発に特化したスクリプト言語です。
PHPは、HTMLの中にPHPスクリプトを埋め込んで記述することができ、Webページの動的な生成やデータベースの操作などを行うことができます。
PHPは、他のプログラミング言語に比べて学習の敷居が低く、簡単に始めることができます。
また、PHPには豊富なオープンソースのフレームワークがあり、Webアプリケーションの開発を効率化することができます。
代表的なフレームワークには、Laravel、CodeIgniter、CakePHPなどがあります。
PHPは、多くのWebサイトやWebアプリケーションで使用されています。
たとえば、FacebookやWikipedia、WordPressなどがPHPで開発されています。
そのため、PHPはWeb開発の現場で必要なスキルとなっており、就職や転職の際にも有利なスキルとなっています。
一方で、PHPにはセキュリティ上の脆弱性が指摘されることがあり、適切なセキュリティ対策が必要とされます。
また、大規模なシステム開発には向いていないという意見もあります。
JavaScript
JavaScriptは、Webブラウザ上で動作するスクリプト言語で、Webページの動的な振る舞いや動作を実現するために使用されます。
JavaScriptは、HTMLやCSSとともにWebページを構築するための3大要素のひとつとなっています。
JavaScriptは、学習コストが低く、プログラミング初心者でも始めやすい言語です。
また、Web開発においては必須のスキルとなっており、フロントエンド開発やバックエンド開発など、多様な分野で使用されます。
JavaScriptには、豊富なライブラリやフレームワークがあり、開発効率を向上させることができます。
代表的なフレームワークには、React、Angular、Vue.jsなどがあります。
一方で、JavaScriptにはブラウザ間の互換性に関する課題があります。
さまざまなブラウザで同じように動作するコードを書くためには、ブラウザごとに対応したコードを書く必要があります。
また、JavaScriptは動的な性質を持つため、意図しない動作を招くことがあるため、注意が必要です。
C言語
C言語は、1970年代にAT&Tベル研究所で開発されたプログラミング言語で、低水準の言語として知られています。
C言語は、OSやデバイスドライバなどのシステムプログラム開発や、組み込みシステム開発など、様々な領域で使用されています。
C言語は、直感的でわかりやすい文法を持ち、コンパイル言語であるため、高速で効率的なプログラムを作成することができます。
また、C言語は、ポインタやメモリ管理について理解することで、より高度なプログラミング技術を習得することができます。
C言語には、豊富な標準ライブラリがあり、多くのプログラマーが使用しています。
また、C言語は、他の言語とのインターフェースを容易に行うことができるため、他の言語との連携も可能です。
一方で、C言語にはデバッグが難しいという課題があります。
ポインタを使用する際には、誤ったメモリアクセスによってプログラムがクラッシュすることがあるため、注意が必要です。
また、C言語は、動的なメモリ管理を行う必要があるため、メモリリークのリスクがあります。
プログラミング初心者におすすめの勉強方法
プログラミング初心者は、何から始めたらよいのか迷うことが多いものです。
初めてのプログラミング学習は大変なもので、正しい方法を知らなければ、時間を無駄にしてしまうこともあります。
そこで、プログラミング初心者の方におすすめの勉強方法を紹介していきます。
自分に合った勉強法で学習を進めることで、確実にスキルを身につけることができます。
プログラミングに関する書籍を読む
プログラミングに関する書籍は、初心者から上級者まで、様々なレベルのプログラマーにとって必要不可欠なものです。
書籍は、インターネット上の情報とは異なり、統一的で構造化された内容であり、重要なことを漏れることが少ないため、初学者には特に有用です。
書籍には、基礎から応用まで幅広い内容が含まれており、実践的な技術や手法を習得することができます。
また、書籍は、読書することで集中力を高め、効果的な学習ができるというメリットもあります。
しかし、プログラミングの分野は非常に広く、書籍の数も膨大であるため、適切な書籍を選ぶことが重要です。
初心者には、基礎的な内容をわかりやすく解説した入門書がおすすめです。
また、自分が学びたい分野や、スキルアップしたい技術に関する書籍も重要です。
書籍を活用して、着実にスキルアップを目指しましょう。
アプリやWebサービスで勉強する
アプリやWebサービスを利用することで、手軽にプログラミングの勉強ができます。
例えば、CodecademyやUdacity、Udemyなどのオンライン学習プラットフォームでは、初心者向けの無料のコースやチュートリアルが用意されています。
また、CodepenやJSFiddleなどのWebサイトを使うことで、JavaScriptやCSS、HTMLなどのフロントエンド技術のコードを試すことができます。
さらに、プログラミング学習アプリケーションも増えています。
例えば、SoloLearnやGrasshopper、Mimoなどは、手軽にスマホでプログラミングの基礎を学ぶことができます。
また、簡単なゲームやプロジェクトを通じて、実際のコードの書き方を学べるアプリケーションもあります。
これらのアプリやWebサービスは、手軽に利用できるうえに、短時間で学ぶことができるため、忙しい人でもプログラミングの勉強を続けることができます。
ただし、プログラミング言語や技術によっては、本格的に学ぶにはアプリやWebサービスだけでは不十分な場合もあります。
自分に合った勉強方法を選び、着実にスキルを身につけるようにしましょう。
プログラミングスクールで受講する
プログラミングスクールは、プログラミング初心者にとっては有用な手段の一つです。
プログラミングスクールには、初心者から中級者まで対象としたコースが用意されており、初心者向けの基礎から学ぶことができます。
また、カリキュラムが用意されているため、自己流で学ぶよりも効率的に学ぶことができます。
さらに、講師からのフィードバックや、同じ目標を持った仲間との交流ができるため、学習意欲が高まる効果も期待できます。
ただし、スクールによっては高額な受講料が必要となる場合もあるため、費用面の検討も必要です。
プログラミングスクールは、就職支援やインターンシップなどのプログラミングスキルを活かせるチャンスを提供している場合もあるため、将来的なキャリアアップを考える上でも有用です。
最近では、オンラインで受講できるプログラミングスクールも増えているため、自宅で学ぶことができるという利点もあります。
プログラミング初心者におすすめの本3選!
プログラミング初心者にとって、本を読むことは重要な学習方法の一つです。
ただし、初めて本を選ぶ場合、どのようなものを選べばよいか迷ってしまうかもしれません。
そこで、ここでは初心者におすすめのプログラミング書籍を厳選してご紹介します。
それぞれの書籍について、内容や特徴を詳しく解説するので、自分に合った書籍を見つけて、プログラミング学習をより効果的に進めていきましょう。
プロを目指す人のためのRuby入門
「プロを目指す人のためのRuby入門」は、Ruby初心者から中級者向けの入門書です。
著者である伊藤淳一氏は、Ruby on Railsの開発を手がけた経験を持ち、Rubyコミュニティでも活躍している方です。
本書では、Rubyの基礎的な文法から応用まで、実践的な内容が盛りだくさんです。
プログラムの書き方やデバッグの方法など、具体例を交えながら分かりやすく解説されています。
また、Webアプリケーション開発に欠かせないRailsの基礎的な部分も触れられています。
本書を読むことで、Rubyの基礎からWebアプリケーション開発まで、幅広い知識とスキルが身に付きます。
プログラミング初心者から中級者まで、Rubyを学びたい方にはおすすめの書籍です。
退屈なことはPythonにやらせよう
『退屈なことはPythonにやらせよう』は、Al Sweigartによるプログラミング書籍です。
Pythonを使って、プログラミング初心者でも理解しやすい方法で楽しく学ぶことができます。
本書では、Pythonを使って日常的なタスクを自動化する方法を解説しています。
例えば、ファイル名を変更する、テキストファイルの内容を編集する、ウェブサイトから情報を抽出するなど、退屈で繰り返し行うタスクをPythonで自動化する方法を学ぶことができます。
Pythonの基礎から始め、関数やデータ型、ファイル操作、正規表現などの概念を学びながら、Pythonの実用的な使い方を身につけることができます。
また、各章の最後には、プロジェクトを作成することで理解度を確認することができます。
本書は、Pythonの基礎的な概念を習得したい初心者や、Pythonを使ってタスクを自動化したい人におすすめの書籍です。
また、Pythonを学びたいけれど、何を作っていいかわからない人にもおすすめです。
なお、本書はオンラインで無料で読むことができます。
著者のウェブサイトよりPDF版やHTML版をダウンロードすることができます。
また、英語版は複数の言語に翻訳されており、日本語版も存在しています。
リーダブルコード
「リーダブルコード」は、ソフトウェアエンジニア向けの書籍です。
著者のダスティン・ボズウェル氏とトレバー・ファン・ブライヤー氏は、ソフトウェア開発の現場で実際に経験した問題や、解決策を紹介しています。
本書では、コードの読みやすさや保守性を高めるための、具体的なアドバイスやテクニックが紹介されています。
例えば、コメントの書き方や命名規則、関数の長さや引数の数、コードの構造など、様々な観点から解説が行われています。
また、実際のコード例を用いて、それぞれの課題に対する解決策が説明されています。
『リーダブルコード』は、ソフトウェア開発の現場で働くエンジニアや、コードを書くことが必要な他の職種の方々にとって、非常に役立つ一冊と言えます。
コードの可読性を高めることは、開発速度を上げたり、バグを減らしたり、保守性を向上させることに繋がるため、プロフェッショナルとしてのスキルアップにつながることでしょう。
プログラミング初心者におすすめのサイト・アプリ3選!
プログラミング初心者にとって、オンライン上で手軽にアクセスできるサイトやアプリは非常に便利な学習ツールとなります。
数ある選択肢の中から、自分に合ったものを見つけることは初めての人にとって大きな課題の1つです。
ここでは、初心者におすすめのプログラミング学習サイトやアプリを厳選してご紹介します。
それぞれの特徴やメリットを把握し、自分の学習スタイルに合わせて活用してみましょう。
Progate
Progateは、初心者向けに作られたオンライン学習サービスです。
プログラミングを学びたいという方にはもちろん、Web制作やデザイン、ビジネススキルなど、幅広い分野の学習が可能です。
Progateでは、HTML/CSS、JavaScript、Ruby、Pythonなどのプログラミング言語を学ぶことができます。
学習は、ブラウザ上で行うことができ、ビデオレッスンやコーディング演習、クイズ形式のテストが用意されています。
また、コーディング演習では、エラーがあった場合にはエラーメッセージが表示され、どこが間違っているのかを教えてくれます。
Progateは、初心者にとってはとてもわかりやすく、学び始めるには最適なサービスです。
また、無料で利用できるコースも多くあり、初めてプログラミングに触れる方でも気軽に始めることができます。
有料プランもあり、より高度な学習を行うことができます。
Progateは、日本語での学習が可能であり、初心者向けのコースも多いため、英語が苦手な方でも安心して学ぶことができます。
さらに、ProgateはWebブラウザでの学習に加えて、iOS/Androidアプリも提供されており、いつでもどこでも学習が可能です。
プログラミング初心者にとって、Progateはとても優れた学習サービスであり、初めてプログラミングに触れる方には特におすすめです。
プログラミングゼミ
プログラミングゼミは、日本のプログラミング学習サイトの一つです。主にWebアプリケーションやスマートフォンアプリ開発を学ぶことができます。
学習には、教材や動画、実際に手を動かして学ぶ演習問題が用意されています。
プログラミングゼミでは、初心者向けのコースから、中級者向け、上級者向けのコースまで幅広く用意されています。
基礎から丁寧に学ぶことができるため、初心者でも安心して学習を始めることができます。
また、学習中にわからないことがあった場合は、オンラインでの質問もできるので、効率的に学習を進めることができます。
プログラミングゼミでは、HTMLやCSS、JavaScript、Ruby、Ruby on Rails、PHPなど、多彩な言語を学ぶことができます。
特に、Ruby on Railsを学ぶコースは、他のサイトと比較しても充実しているため、Webアプリケーション開発を学びたい人にはおすすめです。
また、プログラミングゼミは月額会員制で、低価格で利用することができます。
月額会員になると、全てのコースを受講することができるため、学習の幅を広げたい人にもおすすめです。
総合的に見ると、初心者から上級者まで幅広く対応した教材やサポート、低価格での利用が可能なことから、プログラミング学習を始めたい人には、プログラミングゼミがおすすめの学習サイトの一つです。
codebelle
Codebelleは、プログラミング学習に特化したオンライン学習プラットフォームです。
初心者から中級者まで、幅広いレベルの人々が利用できます。
Codebelleでは、PythonやJavaScriptなど、人気の高いプログラミング言語を中心に、ウェブ開発、アプリ開発、機械学習など、さまざまなコースを提供しています。
Codebelleの最大の特徴は、徹底的に基礎から学ぶことができるところです。
コースの進め方は、初心者向けのプログラミング入門コースから始まり、段階的に難易度が上がっていきます。
また、一度学習した内容は、何度でも復習することができるため、着実にスキルアップすることができます。
さらに、Codebelleでは、プログラムを書くだけでなく、作成したプログラムを公開することができる「作品集」機能もあります。
自分の作成したプログラムを公開し、他のユーザーと交流することで、学習のモチベーションアップにもつながります。
Codebelleは、初心者でも分かりやすく、徹底的な学習ができるオンライン学習プラットフォームです。
幅広いコースがあり、学習の成果を公開することができるため、モチベーションを保ちながらスキルアップすることができます。
独学は無理と感じたらプログラミングスクールへ
プログラミングを独学で学ぶことは可能ですが、自分自身のペースで学べる反面、学び方が分からなかったり、モチベーションが維持できずに挫折してしまうこともあるでしょう。
そんなときは、プログラミングスクールに通うことを検討してみるのも良いでしょう。
プログラミングスクールは、専門の講師がきちんと教えてくれるため、基礎からしっかり学ぶことができます。
また、同じ目標を持った仲間と一緒に学ぶことで、モチベーションが維持しやすくなります。
スクールによっては、就職支援やインターンシップの提供なども行っているため、スキルアップだけでなく、就職活動にも役立ちます。
しかし、プログラミングスクールに通うことには、費用や時間の面でのコストがかかります。
費用面では、入学金や授業料、テキスト代などが必要となるため、自己負担が大きくなることがあります。
また、スクールに通うためには、毎日の通学や授業中の自習など、時間的な制約が生じることもあります。
それでも、プログラミングスクールに通うことで、専門的な知識やスキルを効率的に学ぶことができます。
自分に合ったカリキュラムやスクールを選ぶことが大切です。
また、スクールに通う前には、どの程度のスキルが必要なのか、どのような授業内容や教育方針なのか、就職支援の充実度はどうかなど、事前に情報収集を行うことも重要です。
独学だけでは限界を感じた場合や、スキルアップをより効率的に行いたい場合は、プログラミングスクールに通うことを検討してみるのも良いでしょう。
ただし、自分に合ったスクールを選び、費用や時間の面でのコストをしっかりと把握したうえで、進んで通うことが大切です。
GitHubでプログラミング技術がアップする!
GitHubは、世界中のプログラマーやエンジニアたちがコードを共有・管理するためのプラットフォームであり、オープンソースプロジェクトをはじめ、企業のプロジェクト管理や個人プロジェクトのためにも広く利用されています。
プログラミング技術をアップするためには、GitHubの活用が非常に役立ちます。
まず、GitHubでは自分が書いたコードを公開し、多くの人に見てもらうことができます。
また、他の人が公開しているコードを見ることができるため、優れたコードを参考にすることができます。
さらに、コードの修正や改良を提案し、その提案が受け入れられることで、自分自身のスキルアップにもつながります。
GitHubは、コードの履歴管理ができるため、プログラム開発におけるバージョン管理や、不具合修正の履歴を追跡することができます。
これによって、コードの品質を高め、開発プロセスを改善することができます。
また、GitHubはコミュニティの場としても機能しています。
プログラマーやエンジニアたちは、自分が開発したコードを公開することで、他の人からのフィードバックを受け取ることができます。
そのため、自分自身のスキルアップにつながるだけでなく、多くの人との交流や、開発における新しいアイデアや刺激を得ることができます。
最近では、GitHubを使った開発手法である「GitHub Flow」が注目されています。
GitHub Flowは、開発者がチームで開発を進めるための手法であり、GitHubの機能を活用した効率的な開発手法として知られています。
GitHubを使いこなすことで、プログラミング技術をアップすることができます。
しかし、GitHubはプログラマーだけでなく、エンジニア全般や、デザイナー、マーケターなど、多岐にわたる分野の人々にも利用されています。
そのため、GitHubを使いこなすことで、自分自身のスキルアップだけでなく、他の分野の人々とのコミュニケーションやコラボレーションにもつながることができます。
まとめ
プログラミングスクールは、プログラミング初心者にとっては、プログラミングの基礎から応用までを一気通貫で学べる手段として注目されています。
自己流で学習していてわからない点があった場合でも、専門の講師やアシスタントが質問に答えてくれるので、効率的に学ぶことができます。
また、同じ目的を持った仲間との交流もできるため、モチベーションが保ちやすく、長期間の学習にも繋がります。
しかし、一方で費用がかかることや、スクールによっては学習期間が限定されていることがあります。
また、講師によって教え方や説明が異なるため、合わない講師に当たる可能性もあるため、スクール選びは慎重に行う必要があります。
自己流で学習が難しくなった場合は、プログラミングスクールでの学習を検討してみると良いでしょう。
ただし、自分に合ったスクールを選び、学習を継続することが重要です。
プログラミングに興味があるなら会員登録不要で無料のプログラミング学習サービス「Dig Skill」がおすすめ!登録不要なので自分に合わないと思ったらすぐ辞めれるし無料なので気軽に始めてみよう。
ソフトウェア会社がつくった学習サービスなのでスキルは間違いなく身につくでしょう。