プログラミング

プログラミングを独学で学ぶ際におすすめのサイト

プログラミングを独学で学ぶといっても、プログラミングスクールや学習サイトなどさまざまな勉強方法があり、なかなか踏み出せないでいる方も多いのではないでしょうか?

今回は、プログラミングを独学で学ぶ際におすすめのサイトやサイトの選び方、プログラミングを学ぶ際の心構えなどを紹介します。

プログラミングを学ぶ前に

プログラミングを実際に学び始める前に、心構えとして知っておくべきことを3つ紹介します。このポイントを頭の中に入れておきましょう。

 

プログラミングを学ぶ目的

プログラミングの学習サイトを実際に選ぶ前に、まずは「プログラミングを学ぶ目的」を明確にしておくことが重要です。

プログラミングをはじめて学ぶという初心者の場合だと、多くの人が「どのプログラミング言語を選ぶのか」でつまずきます。このように迷うことがないように、どのようなサービスを将来的に開発したいのか、身に付けたプログラミングスキルでどのような事業を行っている企業で働きたいのか、はたまた起業を目指しているのかを明確にしておくことが大切です。

また、自分が目指すエンジニア像を想像することも有効です。周りの知人などで、自分の理想としているエンジニアがいる場合には、目標をその人にしてイメージすると、目的も明確にしやすくなります。

 

学習時間

日々のプログラミングの学習に使う時間を事前に決めておくことで、勉強する習慣を身につける手助けになります。これについてはプログラミング学習以外でも共通して言えることです。プログラミングに割く学習時間を決めておくことで、無理なく学習を継続できます。また、時間を決めておくことで、今後のスケジュールも立てやすくなるので、モチベーションアップにも役立ちます。

プログラミングの初心者が学び始めてエンジニアになるまでに4時間24分もの学習時間が必要といわれていて、学習期間に換算すると平均17ヶ月となっています。そこでゴールではなく、プログラミングを一般的に習得してから、エンジニアの仕事を実際に行うことができるレベルにまで到達するためには、1,000時間以上は最低限でも必要といわれています。

この1,000時間という時間は途方もなく長く感じてしまいますが、毎日コツコツと積み重ねて学習することで、やがて結果が現れます。30分や1時間などの短い時間でもよいので、毎日決まった時間に定期的に学習を継続することが重要です。

学習することを習慣化できると、学んだ内容も忘れにくくなり、プログラミング学習を効率的に進められるようになります。

学習内容

学習目的を計画にしたら、次に学習内容を決めます。自分の目標とするエンジニア像にはどんなプログラミング言語が必要なのか、また「どこまで学ぶのか」という学習する範囲を決めます。

プログラミング言語にはさまざまな種類があり、できることが違うためです。

例を挙げると、Webサイト開発を目指すのであればHTML/CSS、JavaScriptなどが必要な言語です。一方のAI開発では、一般的にPythonが多く使われています。

学ぶ言語を選んだら、次に「どこまで学ぶのか」という学習範囲も明確にしておきます。

プログラミングの学習を進めていく上で、基礎的な知識のみを学ぶのか、実践や応用まで学ぶのかでは大きくやるべき学習の内容も変わります。

以下につくるものと、それに必要な言語をまとめましたので参考にしてください。

つくつもの 必要な言語(例)
一般的なWebサイト JavaScriptHTML/CSS
高機能Webサイト HTML/CSSJavaScriptPHP
Webアプリ開発 RubyPython
AI Python
ゲーム C#C++

基礎と応用の定義は人それぞれで捉え方も異なりますが、最終的に自分が目指して学習している目標に合わせて学習内容も設定するとイメージを掴みやすく効率的になります。

基礎というのはプログラミング言語での概念や文法までの学習を指して、Webサイトや参考書を参考にして簡易的なコーディングができる程度と捉えている場合を例とします。

実践レベルは実務レベルでエンジニアとして働いていけるほどのスキルを指して、目的に応じコーディングを行うレベルと定義することができます。

実践に関するスキルは、実際に業務を行っていくうちにエンジニアになってから学んでいくことも多いです。この時点で「どこまで学ぶのか」と深く悩みすぎることはありませんが、学習スケジュールを立てる上で最初に決めることでスムーズに進められます。

 

プログラミングサイトを選ぶポイント

事前に決めることや心構えを確認したら、実際にプログラミングサイトを選んでいきます。ここではさまざまな種類のあるプログラミングサイトのなかから、自分にあったサイトを選ぶポイントを紹介します。

 

サポート体制

サポート体制が充実していると費用が高額になる傾向にあります。

「質問の対応はいつでもしてもらえるのか」「挫折しそうな環境のときに、すぐに相談できるシステムになっているか」などのサポート度が充実するほど費用は高くなります。

プログラミングの独学はただでさえ大変で挫折してしまう方が多い分野。

無料のサイトだと、サポート体制が整っておらず、挫折する原因にもなるので、自分の学習意欲や目標に合わせて、サポート体制の充実度も決める必要があります。

 

内容があっているか

プログラミングにはさまざまな種類の言語があります。しかし、全ての言語をマスターする必要はなく、作りたいものによってどの言語を使うのか、使い分けることも必要です。

その上、選ぶサイトによっては、対応言語もそれぞれ違うので注意が必要です。

基本的な言語だと大抵のサイトで扱われていることが多いですが、上級者向けのマニアックな言語幅広くに扱っているサイトもなかにはあります。

また、広範囲ではなく一つの言語に注力している特化型のサイトもあり、非常に多種多様。自分が製作したいもの・目標に合わせて言語を選ぶことが必要です。

まずは、どんな種類があるのか自分で調べてみてください。

目的別に学習を進めていくようにプログラムしてあるものもあり、そのプログラムの内容を参考にすると、自分にはどの言語が必要なのか想像しやすいです。

具体的には、Webサービス系では「Java」が特に大切な言語です。

合わせて「Ruby」「Ruby on Rails」「PHP」などが使われています。

また「HTML/CSS」「JavaScript」は基本となる言語なので必須の知識です。

 

有料か無料か

初めてプログラミングを学習していくのにやはり費用面が気になる点だと思います。

プログラミングスクールや有料の学習サイトを利用して大きな投資を最初からすることもできますが、勇気がかなり必要です。

独学で進めていくのであれば学習する方法に不安が生まれますし、途中で挫折するなどのリスクも感じてしまいます。

ですが大体のプログラミング学習サイトだと無料で基本的に学習をはじめられ、数は限られますが中には、完全無料で取り組めるサイトもあります。

最初に大きなお金が不要でいろいろなサイトを体験して比較することで、自分のスタイルにあったサイトを探すことが可能です。

無料版で試してみて、その後にも勉強を進めていくために有料で利用することもできます。スクールに通うよりも学習サイトであれば、有料版であっても費用は安く抑えられます。

そこのような料金面でのハードルの低さは初心者にとってかなりのメリットになります。

 

また、無料版だと基礎的な部分までしかカバーできないことや、体験する程度の内容までしか利用できないことが多いです。

無料だからといって、全くお金がかからない訳ではないという意識でプログラミングの学習を進めていきましょう。

 

教材の種類

プログラミングの学習はサイトの種類が多い上に、各サイトごとでも異なります。

スライドを進めながらゆっくり演習をこなしていくものや、事前に短時間にまとめられて作成された動画をみるもの、講師がついて講義を生配信で受けるものなどさまざまなスタイルがあります。

そんななかから自分にあったスタイルの勉強方法を選び出して、マイペースで進められることも独学で学習サイトを利用する際のメリットになっています。

自分のスタイルに合った学習方法で進められるので、挫折することが多い独学でも効率的にプログラミングの技術を習得できます。

また、サイトで学習を進めていくにつれて、別の学習意欲が湧くという方もいます。

さらに専門的な知識を勉強するための参考書を買ったり、すぐに疑問な点を質問できる環境であるスクールを利用した学習を選択肢に入れるなど、学習方針を今後変えていくきっかけにもつながります。

 

プログラミングの学習をしていくうえで、最初に挫折してしまう点が環境構築です。

せっかく分かりやすい説明を受けていても、演習などで実際にアウトプットをしていかないと、忘れてしまったりしてなかなか技術として身につきません。

学習サイトのなかには、内容の説明などのインプット部分と演習のアウトプット部分がブラウザ上で完結できるものもあります。

環境構築を自分でしなければならない場合でも、手順や方法がわかりやすい動画に間t目られていたり、画面上で操作を一緒にできるので安心です。

 

次に、教材の種類を3つに分けて紹介します。自分にあったものを選ぶ参考にしてください。

 

動画

動画を見て学習するサイトは、まとまった学習を短時間でしたい人におすすめの教材です。

プログラミングについて、短めの一本の動画で短くまとめられています。

動画を見て自分で学習を進めていきます。動画だと一緒に流れを追いつつ学習を進めていくことができるので、文字をただ読むスタイルよりも理解度は高まります。

また、動画の停止もできるので、手元で一緒に動作確認もできます。

動画のなかには、現役で活躍しているプログラマーが講師として講義形式で登壇するものもあります。

自宅や通勤電車の中など何処にいても、ライブ感のある学習をすることで、より効率的な学習に繋がる方法です。

 

スライド

スライドでの学習のメリットは、簡潔にまとめられたスライドを読むことで、流れを自分のペースで掴みながら学習を進められることです。

また、実践にブラウザ上でそのまま実行に移すこともできます。

スピード感では、動画に劣ってしまいますが、スライドだと自分のペースで進められることが大きな魅力です。

スピード感よりも、じっくりとマイペースに勉強を進めていきたい方におすすめの方法です。

そのほかにも、忘れた時や気になった時にすぐにスライドを見返して、何度も復習することができる点が、スライドでの学習のメリットです。

スライドを見かえすだけで、すぐに学習内容を思い出すことができるため、効率的に復習ができます。

動画だと、何度もその動画を見直さなければならない上に手間がかかってしまいますが、スライドの情報だと分かりやすくまとめられているので、一目ですぐに情報を取り出すことができます。

 

ゲーム

ゲームを進めていくなかで、同時にプログラミングの知識を自然と身につけられるものがあります。

独学ですが、ゲーム感覚で楽しく学習することができれば、挫折することも少なくなります。難しいというイメージが軽減されて、はじめてプログラミングの学習をおこなうきっかけとして、ゲーム方式のものに取り組むのはお勧めです。

 

難易度

難易度が合わない場合にも挫折してしまう原因になります。

プログラミングの初心者がいきなり難しい学習をしても、もちろん理解できずに知識も身につきません。反対に、上級者が初級者向けの簡単な難易度のものを選んでも、物足りなく感じてしまい無駄になってしまいます。

スクールを利用すれば、その人ごとのスキルに合わせて指導してくれますが、サイトを利用して学習を独学で進めていく場合は、難易度まで自分で判断する必要があります。

プログラミングを独学で進めていくうえで、難易度を見極めることは特に注意する必要があります。

学習サイトを選ぶときは、事前に口コミを見て実際に利用した人の声を聞いたり、無料でお試しできるサイトもあるので確認しておきましょう。

 

プログラミングサイトで学べるプログラミング言語の種類

先ほども紹介しましたが、学べるプログラミング言語の種類はプログラミングサイトを選ぶうえでも重要なポイントです。ここからは、どんな作業にどのプログラミング言語が必要なのか紹介します。

 

Web製作に特化

Webサービスの目的は、そのサイトに訪れたユーザーに機能を提供することです。

代表的な例をあげると、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジン、FacebookやTwitterなどのSNSなどがあります。

Webサイトを作成する際に代表的に必要な言語は「HTML/CSS」や「JavaScript」です。

サイトの構造を「HTML」で行い、レイアウトを「CSS」で行います。

Webサイトを動かすプログラムの部分には「JavaScript」を使います。

 

アプリ製作に特化

モバイルアプリは、アプリをタブレットやスマートフォンにインストールをして、端末上だけで作動するアプリを指します。

スマートフォン向けのアプリ開発に必要なプログラミング言語は、Androidだと「Java」や「Kotlin」、iOSだと「Swift」です。

 

AI開発に特化

機械学習や人工知能などのAI開発についての知識を学びたいという方は「Python」を習得しておきましょう。

AI開発系のプログラマー求人やライブラリなどの多くでPythonが用いられています。

 

おすすめのプログラミング学習サイト

ここからは、おすすめのプログラミング学習サイトを紹介します。有料版から完全無料のサイトまで料金もさまざまですし、内容や教材の特徴も異なるので、自分に合ったサイトを選ぶうえで参考にしてください。大きく有料サイトと無料サイトに分けてあります。

 

有料サイト

有料で利用できるサイトを紹介します。

TRYCODE

対応言語はScratch/BYOB、JAVA、SQLなどです。

動画を見ることで理解し、コードを書いて身に付けていくプログラミングサイトです。

小学生の学習プログラムにも認定されているので、基本的な部分からプログラミング言語を学ぶことができるので、初心者で基礎からしっかりと学びたい方におすすめのサイトです。

無料で利用できる範囲は限られていて、課金をすることでさらに勉強の幅を広げることができます。しかし、動画を見て繰り返し学ぶスタイルなので、スキルが自然と身についていきます。

全くプログラミングについて学んだことのない方にもハードルが低くおすすめサイトです。

テクノロジア魔法学校

テクノロジア魔法学校では、Webデザインやゲーム制作、メディアアートの分野を学べるサイトです。HTML&CSS、JavaScript、Processing、Shaderなどの基礎的なプログラミング言語を学ぶことができます。

特徴としては「ディズニー世界でプログラミングを学習できる」こと。名前の通り魔法学校を舞台にしてディズニーキャラクターと一緒にストーリー形式で学習を進める形式になっています。楽しく学べるので続きが気になって、学習が気がついたら進んでいるという口コミもあがっています。

また、「ライフイズテック」という中高生向けのプログラミング教育の事業に力を入れていて有名な会社が運営しているサイトなので、クオリティも高く学習内容も安心できます。

テクノロジア魔法学校では、実際に体験することができる無料版の配信をしています。

入門・基礎編は全76レッスンで構成されていて、その後も深く学習したいという方には続章・応用編もあります。

Udemy

Udemyでは、HTML&CSS,JavaScript,Python,PHPなどの初心者向きのものから、応用編までさまざまな種類のスキルを学ぶことができるオンライン動画を用いた学習サービスです。

このサイトの特徴は「買切り型のコンテンツ」という点です。

有料サイトでは月額支払いが多いのですが、Udemyでは講座をコースごとに買うような仕組みになっています。

月額制だと、視聴期限が過ぎてしまうとコンテンツが見られなくなってしまいますが、買切り型だとそのような心配が必要ありません。一度購入すれば、いつでもどこでも視聴することができ、期限を気にしなくて済みます。

料金については、講座によって変わってきますが、大体1万円ほどになっています。

ほかの一般的なプログラミングサイトに比べると、少々高いと感じてしまいますが、頻繁に安いセールを行っています。

会員登録をすることで、セール情報がメールで通知されるので、見逃さないようにしておくことがおすすめです。

そのほかにも、メルマガ登録をしたり、Twitterなどでは独自のクーポンを講師が配布していることもあります。

一度コンテンツを買うと、無制限に何度も復習ができるので、知識をしっかり定着させたい人におすすめのサイトです。

無料サイト

無料で利用できるサイトを紹介します。

Progate

Progateとは、100か国以上もの提供国数を誇り、約2,600,000名ものユーザーが使用していて、無料でプログラミングを学習できるサイトです。最適な順番で必要なレッスンを学習できるので、初心者でも迷うことなく早くプログラミングスキルを身に付けられます。

学習できる言語 レッスン名 無料会員
HTML & CSS 初級編
JavaScript (ES5) I、II 
JavaScript I
jQuery 初級編
Ruby I
学習できる言語 レッスン名 無料会員
Ruby on Rails5 I、II 
PHP I
Java I、II 
Python I
Command Line 基礎編
Git I
SQL I
Go I
React I
Node.js I
Quest ツイートアプリ、ドローンメール

学習教材には、イラストを中心とした「スライド式」の学習方法を採用しています。スライドなので動画とは違い、自分のペースで学習を進められるので勉強しやすいです。実際に知識を身に付けるためにアウトプットにも力を入れています。ブラウザ上にコードを書いていきながら学習するスタイルなので、実践向きのスキルが手早く身に付けられます。また、アプリをインストールすればスマホでも学習することができるので、いつでも復習できる点もメリットです。

ドットインストール

ドットインストールとは、約3分ほどの長さの動画を見て学んでいく、無料プログラミング学習サイトです。全部で473ものレッスンを7,107本の動画にまとめて提供されています。レッスン動画には、Webサイトの作成方法や基本的なゲーム作成、iOSやAndroidアプリの開発までさまざまなプログラミングに関する知識を扱っています。スマホからも動画の視聴ができるので、場所を選ばずいつでも学習できます。

コース 学習できる言語 無料で利用できるコース
Webサイトを

作れるようになろう

HTML、CSS はじめてのWeb制作

Web制作の開発環境を整えよう Windows編

Web制作の開発環境を整えよう macOS編

Webサイトに

動きをつけてみよう

HTML、CSS、JavaScript はじめてのJavaScript
本格的な

Webサービスを作ろう

HTML、CSS、JavaScript、PHP Dockerを導入しよう [Windows 10版]

Dockerを導入しよう [macOS版]

はじめてのPHP

JavaScriptでミニアプリを作ってみよう / JavaScriptでおみくじを作ろう
Unityでゲームを作ってみよう / Unity入門

paiza

paizaとは、ITエンジニアをターゲットにした無料プログラミング学習サイトです。1本を3分にまとめた動画と練習問題で構成されていて、プログラミングの知識を効率的に学武ことができます。ブラウザ上で学習を進めていくので、面倒な環境構築が不要で誰でもすぐに利用することが可能です。また、このサイトは「ICT CONNECT21会長賞」や「日本e-Learning大賞」などの有名な賞を数々受賞している実績もあり、信頼できます。

コース 学習できる言語 無料で利用できる範囲
新・SQL入門編 SQL 一部無料
新・Python入門編 Python3 一部無料
Swift体験編 Swift 完全無料
C++体験編 C++ 完全無料
推しと学べるプログラミング / 完全無料

完全無料で利用できるコースもあれば、1部のみが無料になっているものなどもあります。種類が少ないように思えますが、このほかにも有料版だとさまざまなコースがあるので、気に入ったら課金することもできます。気軽に一度試してみるのもおすすめです。

CODEPREP

CODEPREPとは、実際にプログラムを書きながら知識を身に付けていく、無料プログラミング学習サイトです。学習方法は、穴埋め形式とドリル形式の「ブック」を採用しています。ブックとは、CODEPREP独自の学習コンテンツで、プログラムを書くことでページをめくれる、ほかにはないタイプの特徴的な教材です。ブックを使用することで、プログラムを毎日書くことになるので、プログラミングの知識が自然と身に付きます。

学習できる言語は、HTML、JavaScript、CSS、Ruby、PHP、jQuery、Bootstrap、Java、Scala、Python、Rustです。

無料で使用できるブックは「はじめてのReact」「入門:HTML5編」「はじめてのVue.js」「入門:基本要素(タグ)編」「入門:基本操作編」「入門:基本スタイリング編」「入門:基本操作編」です。

無料で使用できるブックは、立ち読みができるので気軽に復習することができます。

シラバス

シラバスとは、「マネして学べる」ことをコンセプトにした、無料プログラミング学習サイトです。GitHubでキュレーションしたプログラムを用いて学習コースを組みます。HTML/CSSやRuby on Rails、WordPressなどのプログラミング言語を学ぶことができます。これらの知識を用いることでWEBデザインやWEBアプリのスキルを身に付けられます。

ユーザーが投稿できるコースもあり、ここでは「ER図の書き方」や「Unityのシェーダー入門」などのIT系の知識だけでなくビジネス関連の学習もできます。シラバスの利用は無料ですが、コースごとでそれぞれの作業環境を構築する必要があります。公式サイトには、必要な手順の詳細が掲載されているので事前にチェックしておきましょう。

 

プログラミングをサイトで学ぶメリット・デメリット

プログラミングを学ぶ方法には、スクールを利用したりとさまざまな手段があります。ここでは、プログラミングをサイトで学ぶメリットやデメリットを紹介していきます。挫折しないためにもメリットだけではなく、デメリットになる部分もしっかりと理解しておくことが大切です。

 

メリット

費用を安く抑えられる

プログラミングの学習サイトは、無料で利用できるサービスが多いため、学習にかかる費用を抑えることができます。一部では課金形式になっているサイトもありますが、一般的に基礎知識の部分は無料で受けられるサービスがほとんどです。

プログラミング初心者の場合だと、初期学習にかかる費用が無料なのはかなりおおきなメリットといえます。書籍ですでに勉強していて、新たに学習サイトを利用するとしても、学習コストの負担は増えません。講師に課金して質問できるサイトも中にはあるので、「質問したいときだけ課金する」など自分に合った使い方もできます。

学習するハードルが低い

プログラミング言語を学習するハードルが低い点も、大きなメリットの1つです。また、初心者向けのプログラミング学習サイトだと、面倒な環境構築が不要ですぐに学習をはじめられるサイトが多い傾向にあります。

挫折することが多い環境構築は、とくに初心者もつまずきやすいです。開発環境の種類を選んだり、使い始めてもエラーが出てしまい実際に学習がすすまないで挫折してしまうパターンが多いです。

環境構築の不要なプログラミング学習サイトを選ぶことで、サイト上にあるコンソールを使用してプログラミングをすることができます。また、スマホアプリやWebブラウザで学習を進めていくので手軽になり、学習のハードルも下がっています。

 

豊富な種類のプログラミング言語を学べる

プログラミングを学習サイトで学ぶことで、豊富な種類のプログラミング言語を身に付けることができます。サイトの種類は多種多様なものがあり、特定の言語に絞って学べるサイトや基礎的な言語を全般的に扱うサイトなど幅広いです。

独りではなく、プログラミングスクールに通って学習をする場合、プラン変更が簡単にできないというケースが多くあります。申し込んで実際に体験してから「自分には不要な言語だった」と思っても、追加で費用が生じる可能性もあります。無料のプログラミング学習サイトであれば、自分の興味があるプログラミング言語を気軽にはじめられます。

 

デメリット

解決するのが自力

プログラミング学習サイトを利用する場合は、講師に質問できるサイトでないと独学形式で進めていくのが基本です。疑問点を自己解決できるという人の場合は問題ありませんが、プログラミングの初心者だとちょっとしたエラーでつまづきやすい傾向にあります。

プログラミング学習の基礎段階で発生するエラーは、ほとんどの場合だとネット上で検索すれば解決することが可能です。ですが、エラーの状況を自力で的確に探し出すことが必要です。自力で解決が難しい場合は、質問したい時だけ講師に課金したり、質問サイトの利用も検討して対処します。

初心者から中級者向けが中心

プログラミング学習サイトの種類は豊富ですが、基礎知識を扱うサイトが中心で、初心者から中級者を対象としています。基礎だけではなく、実践でも役に立つ内容を学習する場合には、有料プランの加入が必要なケース大半です。

あくまでも無料なのは一部というサイトも多いので、理解しておきましょう。

モチベーションを保つのが難しい

プログラミング学習サイトを利用して独学で進めていく場合、モチベーションを保つのが難しいです。基本的に無料で使えるという点は魅力的ですが、逆に「お金を払ったから」という原動力が生じないため、やる気が出ないという方もいます。

その上、専門学校やオンラインスクールなどで学ぶことに比べて、同じプログラミングスキルを習得するまでにかかる時間も、独学の方が長くなってしまう傾にあります。独学で長期間モチベーションを継続できるかは、自分の意志が大きく影響してきます。

 

プログラミングサイトで学ぶ際の注意点

ここでは、プログラミングサイトで学ぶ際に注意しておきたい点と対策をまとめました。プログラミング学習で、挫折したり失敗しないために参考にしてください。

 

モチベーションを維持する

モチベーションの維持をすることに不安を感じるという人は、友人間やSNS上でプログラミング学習の勉強仲間をつくっておくことがおすすめです。疑問点を教え合って解決したり、お互いの進捗確認をすることで、モチベーションを保つことができます。

 

学習サイト以外も活用する

実践的な技術を学びたいという人は、プログラミング学習サイトの学習だけでなく、プログラミングスクールなどの別の手段も検討することがおすすめです。

 

まとめ

プログラミング学習サイトとは、プログラミング言語を基本的に無料で学習できるサービスです。学習形式としては動画やスライドなどのさまざまなスタイルがあり、自分の好みに合った教材を選べます。また、初心者がつまずきやすい環境構築の不要なサイトもあります。プログラミング初心者にもおすすめです。

注意点としては、基本的に独学で進めていくため疑問点などを自力で解決する必要があります。モチベーションを保つのも難しいので、講師に質問できるサイトを選んだり、友人間などでコミュニティーをつくるなどをして対策することが重要です。

 

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