プログラミング

小学生のプログラミングはいつから?具体的な学習方法をご紹介します!

小学生の子供をお持ちの家庭ではプログラミングが必修科目となり、勉強方法に悩む方も少なくありません。

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親の世代では小学校の授業でパソコンを使うこともなく、プログラミング自体よくわからない方も多いのではないでしょうか。

プログラミングでどんなことを勉強するのか、プログラミングが将来どんな役に立つのか気になるところです。

この記事では、小学生の子供をお持ちの方におすすめの小学生のプログラミング教育について、学習時期や具体的な学習方法をご紹介します。

2020年からプログラミングが必修科目!

2020年から小学校でプログラミングが必修科目となりました。

ここでは小学生がいつからプログラミングを習うのか、プログラミングが導入された背景と共に「小学校プログラミング教育の手引き」に沿ってご紹介します。

小学生がプログラミングを学校で習うのは3年生から

小学生がプログラミングを習うのは、3年生からです。

プログラミングを学習する授業は以下のとおりです。

学年 授業例 プログラミングソフト
小学3年生~6年生  【音楽】 「音楽づくり」

アプリを使って、画面上にあるリズムのブロックを組み合わせることでリズムパターンを作成して学びます。

LOOPIMAL
小学4年生【社会】 「都道府県の名称と位置」

ブロックを組み合わせて、都道府県の特徴をはじめ、名称と位置を操作しながら学びます。

Scratch
小学5年生【算数】 「正多角形をプログラムを使ってかく」

どのプログラムを使えば綺麗な正多角形が書けるか学びます。

Scratch
小学5年生【総合学習】 「自動車に搭載された技術と私たちの生活を便利にするプログラム」

ロボット自動車を意図した通りに動かすために、動作の順序や条件の設定を考えながらプログラムの組み合わせを学びます。

「プレゼンテーションでの発表」

プレゼンテーションを使用し、みんなの前でまとめたことを操作しながら発表します。

mBlock
小学6年生【理科】 「電気の性質や働き・電気を無駄なく使うための工夫を考える」

無駄なく電気を使うために、社会ではどのようなプログラミング技術が使われているか学びます。

micro:bit
小学6年生【家庭】 「炊飯」

炊飯やカレーなど作る順番をプログラムに入力していき、料理が出来上がるまでの過程を学びます。

 

Scratch

上記のとおり、小学生でプログラミングが必修科目になったといっても、プログラミングの授業があるわけではありません。

小学生のプログラミング学習は算数や理科など従来の授業の一環としてプログラミングを学びます。

これらの小学校でのプログラミングの授業は「小学校プログラミング教育の手引き」で定められています。

「小学校プログラミング教育の手引き」では小学校のプログラミング教育で行う学習範囲が公開されています。

参照:小学校プログラミング教育の手引(第三版) (mext.go.jp)

「小学校プログラミング教育の手引き」は文部科学省によって定められており、ご興味がある方はぜひご参考ください。

プログラミングが学校教育で導入された理由は?

なぜプログラミングを小学校で学ぶことになったのでしょうか。

「小学校プログラミング教育の手引き」にプログラミングが学校教育で導入された理由について明記されています。

プログラミングは小学校だけでなく、中学校、高等学校で順次導入されました。

項目名 導入時期
小学校 2020年
中学校 2021年
高等学校 2022年

人がコンピューターにどう動いてほしいか、命令することでコンピューターは動きます。

この命令のことをプログラミングと言います。

現在ではスマートフォンを始め、スマート家電や電気自動車などにもコンピューターが内蔵されており、コンピューターは私たちの生活とは切り離せない存在です。

「小学校プログラミング教育の手引き」では導入する理由について以下のように紹介されています。

「プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります。プログラミングの能力を開花させ、創造力を発揮して、起業する若者や特許を取得する子供も現れています。子供が秘めている可能性を発掘し、将来の社会で活躍できるきっかけとなることも期待できるのです。

このように、コンピュータを理解し上手に活用していく力を身に付けることは、あらゆる活動においてコンピュータ等を活用することが求められるこれからの社会を生きていく子供たちにとって、将来どのような職業に就くとしても、極めて重要なこととなっています。諸外国においても、初等教育の段階からプログラミング教育を導入する動きが見られます。」

引用:小学校プログラミング教育の手引(第三版) (mext.go.jp)

このように海外でもプログラミング教育が導入されつつあり、日本でも同様に子供たちが早いうちからコンピューターに関心・興味を持てるよう教育の導入が始まりました。

プログラミングができるとこんな仕事に就ける!

プログラミング技術は家電や自動車にも使われており、プログラミングを学ぶことで活かせる仕事はたくさんあります。

プログラミングを学ぶことで活かせる仕事の一例を以下にまとめました。

仕事 仕事内容
WEBデザイナー Webページのデザインを考える・作る仕事
アプリケーションエンジニア アプリを開発する仕事
Webエンジニア Webサイトのアプリケーション部分を開発する仕事
システムエンジニア 機械の自動化システムなどを考える仕事
データサイエンティスト ビッグデータを用いて分析を行う仕事

現在はプログラミングを学ぶことで、上記のような仕事に就けます。

これから先、プログラミングを学ぶことで活かせる仕事はもっと増えてくるでしょう。

プログラミング教育の現状と課題について

プログラミング教育が導入され、今年で3年目を迎えます。

ここではプログラミング教育の現状と課題についてご紹介します。

導入当時のプログラミング教育の現状

コロナ禍では、学校に来ることが心配な家庭のために通常授業かオンライン授業か選べる小学校もありました。

コロナをきっかけに小学校でのIT事情も大きく進んだのではないでしょうか。

文部科学省のホームページでは、プログラミング教育における事前アンケートを各市町村を対象に行いました。

2019年(令和元年)に小学校を設置する全市町村教育委員会を対象に調査されたアンケート結果は以下のとおりです。

  • 約93%の教育委員会が、令和元年度末までに各校に1人以上、教員に実践的な研修を実施した・または実施する予定である
  • 約7%の教育委員会においては、最低限必要と考えられる指導体制の基礎が整っていない
  • 都道府県によって指導体制にばらつきがある(例えば、茨城県や福井県は2019年11月時点ですでに100%実施済みに対して、島根県は73.4%しか実施済みまたは実施予定のめどがたっていない)

参照:令和元年度市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査の結果について(ポイント) (mext.go.jp)

この結果から都道府県によって取り組みに差があることがわかります。

プログラミング教育の現在の課題

現在は導入から3年経ち、各地域でプログラミング教育は着実に行われています。

IT環境や、オンライン化は導入当時よりも進みましたが、現在も課題は残されています。

現在の課題は以下のとおりです。

  • 教員の知識が不足している
  • セキュリティリスクの問題
  • 指導内容に地域差がある

教員の知識が不足している

課題のひとつに、教員の知識不足が挙げられています。

今教鞭をとっているベテランの教育者でも、プログラミングを教えるために大学等で勉強してきていません。

もともとパソコンに強い人もいれば、苦手な人もいます。

小学校教員を対象に行ったプログラミング教育に対する意識調査では、73.3%の小学校教員がプログラミング教育に不安を感じていると回答しています。

参照:全国の小学校教員を対象に調査した「プログラミング教育必修化に関する調査報告書」を公開 | LINEみらい財団 | 調査・レポート (line-mirai.org)

不安を抱える小学校教員は若い人ほど不安が強く、年代別で分析した結果は以下のとおりです。

  • 20~34歳の87.8%
  • 35~49歳の77.0%
  • 50歳以上の61.0%

さらにプログラミング教育を統括する立場である教員でも、61.6%の人が不安を持っていると結果が出ました。

そのためこの調査の考察では、プログラミング教育に不安を持つ教員が多い現状に対して、指導力の問題だけでなく、小学校におけるプログラミング教育の制度的問題等が関係していると推測されています。

教師の育成は、一朝一夕にできるものではなく、今後も時間が必要です。

文部科学省では、教員がプログラミング教育をより学習できるよう、わかりやすい研修教材の充実が求められています。

セキュリティリスクの問題

小学校の授業の一環で、パソコンやタブレットが導入されることでセキュリティリスクの問題も課題として挙げられます。

パソコンやタブレットには個人情報が多くあり、学校が管理する情報量は膨大となっています。

そのような中で、2021年、大分県では授業用タブレットを教員が不正に持ち出し、紛失した事例も報告されています。

プログラミング教育に合わせて情報セキュリティを学ぶことが必要です。

また子供が学校内や学校外でもパソコンを使用することで、危険サイトにアクセスしてしまう心配も懸念されます。

モバイル端末のセキュリティ対策に関しては、文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」で記載されています。

「モバイル端末管理の導入により、学校内外における児童生徒端末の安心・安全な利活用のための管理・設定が行えるほか、一括での端末管理が可能となり、先生方のデバイス維持管理時間を最小限に抑えることができます。」

引用:教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインハンドブック(令和4年3月) (mext.go.jp)

小学校で児童が使う端末では、あらかじめセキュリティ対策がされており、危険サイトにアクセスできないように設定されています。

同様に小学校に常設されているパソコンにもセキュリティ対策が行われており、危険サイトだけでなく、年齢制限のあるコンテンツにもアクセスできません。

指導内容に地域差がある

「小学校プログラミング教育の手引き」でご紹介したように、プログラミング教育には統一された教材がなく、プログラミング単独の授業もありません。

そのため学校や地域ごとに指導内容に差が生じるのではと懸念されています。

実際に前項の【導入当時のプログラミング教育の現状】でご紹介した事前調査でも、プログラミングの取り組みに地域差が生じていました。

すでにプログラミング授業を実施している地域もあれば、何の取り組みもできていない地域、研究会や研修だけ行っている地域など、取り組み状況は地域によって様々です。

プログラミングの学習内容は?

これまでに文部科学省が手引するガイドラインをいくつかご紹介してきましたが、文部科学省が考えるプログラミング教育のねらいは何なのでしょうか。

ここではプログラミング教育のねらいを3つご紹介していきます。

プログラミングの教育のねらいは3つ

文部科学省が提言するプログラミング教育のねらいは以下のとおりです。

  1. 「プログラミング的思考」を育むこと
  2. プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと
  3. 各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実なものとすること

引用:小学校プログラミング教育の手引(第三版) (mext.go.jp)

プログラミング的思考とは、自分が一連の活動を実現するためにどのような組み合わせが必要なのか、組み合わせをどう改善すれば意図した活動に近づけるのか論理的に考えていく力を示します。

文部科学省が提言するねらいは、児童がプログラミングを学び、言語や技術を覚える事ではありません。

プログラミングを学ぶことで、プログラミング的思考が身に付き、プログラムの良さや便利さに気づくことで、コンピュータ等を「もっと活用したい」、「上手に活用したい」といった意欲を喚起することがねらいです。

プログラミング教育の3つの柱

前項のプログラミング教育のねらいを習得するために、プログラミング教育は3つの柱で構成されています。

「小学校プログラミング教育の手引き」に記載背れている3つの柱とは以下のとおりです。

情報活用能力を構成する資質・能力(*情報活用能力とは各教科等の学びを支える基盤)

  • 知識及び技能
  • 思考力、判断力、表現力等
  • 学びに向かう力、人間性等

知識及び技能

知識及び技能とは、身近な生活でコンピューターが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くことと定義されています。

具体的には、コンピューターはプログラムで動いているという仕組みを体験を通じて気づかせることです。

コンピュータに意図した処理を行わせるためには必要な手順があることに気づくことで、今後子供たちが直面する情報社会の中で、コンピュータ等を活用するための必要な基盤となります。

知能及び技能は小学校以降も段階的に取り組まれており、有識者会議「議論の取りまとめ」では次のように示されています。

「(小)身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には
必要な手順があることに気付くこと。
(中)社会におけるコンピュータの役割や影響を理解するとともに、簡単な
プログラムを作成できるようにすること。
(高)コンピュータの働きを科学的に理解するとともに、実際の問題解決に
コンピュータを活用できるようにすること。」

引用:小学校プログラミング教育の手引(第三版) (mext.go.jp)

思考力、判断力、表現力等

思考力、判断力、表現力を身につけるために発達の段階に即したプログラミング的思考を育成することが大切です。

プログラミング的思考を育成することは小学校におけるプログラミング教育の中核とも言えます。

プログラミング思考とは有職者会議で以下のように説明されています。

「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが
必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたら
いいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に
近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」

引用:小学校プログラミング教育の手引(第三版) (mext.go.jp)

このプログラミング思考を用いてコンピューターを動作させてみましょう。

コンピューターの動作の手順は以下のとおりです。

  1. コンピュータにどのような動きをさせたいのかという自らの意図を明確にする
  2. コンピュータにどのような動きをどのような順序でさせればよいのかを考える
  3. ひとつ一つの動きを対応する命令(記号)に置き換える
  4. これらの命令(記号)をどのように組み合わせれば自分が考える動作を
    実現できるかを考える
  5. その命令(記号)の組合せをどのように改善すれば自分が考える動作
    により近づいていくのかを試行錯誤しながら考える

思考力、判断力、表現力はすぐに身につくものではありません。

プログラミング思考を繰り返し学習することで、段階的に問題解決をできる力を身につける必要があります。

学びに向かう力、人間性等

学びに向かう力、人間性とは、コンピューターの働きをよりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を育てていくことと説明されています。

子供たちが社会人になったとき、自分の役割に前向きに取り組み、責任を持てる人材に育てることが目標です。

プログラミングの学習だけでなく、プログラミング教育を通じて他者と協力して作り上げていくことや、情報の大切さ、著作権など自他の権利の尊重なども合わせて学びます。

具体的な学習事例

ここでは全国の教育現場で取り組まれているプログラミング教育の具体的な学習事例をご紹介します。

①1年生:算数でプログラミング授業を導入

山口県での取り組み事例で、1年生から算数でプログラミング授業を導入しています。

ここでは児童はパソコンやタブレットを使わずに学習します。

学習内容は以下のとおりです。

単元名 すじみちをたてて考えよう プログラミングのプ
背景 「なんばんめかな」の学習で、身の回りにあるものに対して、
前後、左右、上下などの言葉を用いて、ものの位置を表すことを学びます。学習の中で、左右がわからなくなってしまい、正しい指示の順序を考えることが難しい場合があります。
目的 実施に友達同士でお互い指示を出し合ったり、ロボくんを例に動かしたい位置へ移動させるための正しい指示の順序を考えます。
指導計画
  1. ともだちをおもいどおりにうごかしてみよう 学級活動 1時間
  2.  ロボくんをおもいどおりにうごかしてみよう。 算数科 1時間
  3. タブレットをつかってロボくんをうごかしてみよう。 算数科 1時間
  4. カミボットをうごかしてみよう。 学級活動 1時間
授業内容
  1. 友達またはロボくんの動き方を学びます。(*みぎむく・ひだりむく・うしろむくく・まえに□歩すすむ。)
  2. 火事をよけながらロボくんを犬のところまで動かす指示の順序を考えます。(*どの道を通ったらよいか考える・正しい道を通るための指示の順番を考える)
  3. 子供同士でペアを作り、指示を確認し合います。
  4. 教員がタブレットを用いて指示を出し、ロボくんを実施に動かします。

参照:r2_5kotoshiba1sansu.pdf (ysn21.jp)

この学習では、まず自分たちが動き、つぎにロボくん(具体物)を動かします。

そしてタブレットを用いて画面上で指示を並べて動きを確認し、実際にロボくんを画面上で出した指示通りに動かします。

このように自ら段階を追って学ぶことで、どのような順番で指示を出せば意図した動きになるのか理解できます。

②4年生:scratch(スクラッチ)で都道府県を学ぶ

前項の【小学生がプログラミングを学校で習うのは3年生から】でもご紹介したよく取り組まれているプログラミング教育です。

スクラッチとは小学生でも簡単にプログラミングができる無料で公開されているソフトです。

ブロックを中央に並べるだけでキャラクターを動かせる直観的な分かりやすさから、 様々なプログラミング教育で最も活用されています。

スクラッチを使った学習内容は以下のとおりです。

単元名 47 都道府県の名称と位置を理解する
目的  自分たちの県の地理的環境の概要を理解し、47 都道府県の名称と位置をタブレットと地図帳を使って理解します。
指導計画
  1. タブレット上のプログラムを使い、都道府県の特徴を組み合わせて 47 都道府県を見付け、名称と位置を確かめます。
  2. 都道府県の特徴を使って、お互いに 47 都道府県クイズを出し合い確かめることで、条件から 47 都道府県の名称と位置を学習します。
授業内容
  1. 地図帳なども用い47 都道府県の見付け方を学びます。
  2. タブレットを使って都道府県の見付け方を学びます。
  3. タブレット上のプログラムを使って、47 都道府県を見付けます。
  4. 47 都道府県の条件を使って、問題を出し合う方法を確認します。
  5. 47 都道府県の条件を使って、グループで問題を出し合います。
  6. 今日の活動を振り返り、カードにまとめ発表し合います。

参照:B003_0.pdf (mext.go.jp)

この授業ではスクラッチを用いて、都道府県の特徴を表すブロックを3つ以上組み合わせて選んでいきます。

【例】

  • 地方:関東地方・東北地方・近畿地方など
  • 特産品:りんご・みかん・さくらんぼなど
  • 海:海に面していない
  • 気候:雪が多い
  • 地形的な特徴:リアス式海岸・砂丘・琵琶湖・桜島など
  • 隣り合う都道府県の数

これらのブロックを組み合わせることで、どの都道府県を示しているか学びます。

この授業ではひとりひとりパソコンやタブレットを使って、操作しながら考える必要があります。

③6年生 scratch(スクラッチ)で家族と食べる朝食を考えよう

この学習内容も、前項の【小学生がプログラミングを学校で習うのは3年生から】でご紹介した小学校でよく取り組まれているプログラミング教育です。

スクラッチを用いて1 ⾷分の献⽴作成の⽅法を理解し、調理計画の工夫を学びます。

学習内容は以下のとおりです。

単元名 家族と食べる朝食を考えよう
目的 献立を構成する要素や 1 食分の献立作成の方法を理解し、家族と食べる朝食(1 食分)の献立を考え、調理計画の工夫を学びます。
指導計画
  1. 主食・主菜・副菜の組み合わせを理解し、栄養バランスを学び、一食分の献立を考えます。
  2. 自動炊飯器を利用した場合の調理の手順や時間配分について考えます。
  3. コンピュータを活用して自動炊飯器のプログラミングを行い、炊飯について理解します。
授業内容
  1. 学校給食の献立などの身近な献立を調べ、主食・主菜・副菜の組み合わせで栄養バランスが構成されていることを学びます。
  2. 献立に含まれる食品を三つのグループに分けて栄養バランスを確認します。
  3. 栄養のバランスを考え、家族と食べる朝食(1 食分)の献立を考えます。
  4. 自動炊飯器を利用した場合の主菜・副菜・みそ汁の調理の手順や時間配分について考えます。
  5. コンピュータを活用して自動炊飯器のプログラミングを行います。
  6. 自動炊飯器の他にも身近な生活でコンピュータ(プログラム)が活用されているものがないか、グループや学級内で話し合います。

参照:B006_0.pdf (mext.go.jp)

スクラッチを用いて、水加減や浸水時間、加熱の仕方、蒸らしなどの炊飯に関する一連の手順をプログラミングで構成します。

水の量や火加減などプログラムの条件を変える事で、焦げてしまったりご飯が柔らかくなってしまう原因を考えられます。

④人気ゲームぷよぷよでプログラミング

「ぷよぷよプログラミング」はセガが開発した有名なアクションパズルゲームぷよぷよを用いたプログラミング学習です。

実際に自分たちでぷよぷよをつくって遊べるため、プログラミング教育の入り口として注目を集めています。

2022年4月には授業で使えるマニュアルや配付資料、動画などをまとめた副教材の無料提供もスタートしたことでも話題になりました。

学習内容は以下のとおりです。

単元名 ぷよぷよプログラミング
目的 人気ゲームぷよぷよを使ってプログラミングを学ぶことで、子供が興味を持ちながら楽しく学習できます。
指導計画
  1. ぷよぷよってどんなゲーム?ぷよぷよの動画を見てゲームのルールを理解します。
  2. 学校で使用しているブラウザから「ぷよぷよプログラミング もなか」を検索します。
  3. プログラミングを使ってぷよぷよを作ります。
授業内容
  1. ぷよぷよのゲームの概要を知るために動画をみて、ゲームのルールを学びます。
  2. ゲーム開発の職業はチームで協力しながら開発していることを理解します。
  3. ぷよぷよの動画を見てルールを理解できたかプリントに書き出します。
  4. 学校で使用しているブラウザを用いて「ぷよぷよプログラミング もなか」と検索します。
  5. プログラミングで使用する主要機能について確認させます。
  6. プログラミングを実際に使用してぷよぷよを作ります。
  7. プログラミングでぷよぷよを下や横に動かします。(*キーボードの矢印を押すことで行きたい方にぷよぷよを移動できます。

参照:9d2515b55a23e54d4d2ace4cafc1dcd3.pdf (monaca.io)

ぷよぷよプログラミングは、小学校から高等学校まで学ぶことができ、年齢に合わせて内容も異なります。

身近なゲームから学ぶことで子供は共感や興味をしめし、楽しくプログラミングを学ぶことが可能です。

全国の公立・私立学校など約20校で出前授業なども行っているようです。

プログラミングを習う前に家庭でできること

最後にプログラミングを習う前に家庭でもできることをご紹介します。

家庭で取り組みやすいプログラミング学習は以下のとおりです。

  • 無料サイトを使用する
  • 書籍を利用する
  • プログラミング教室に通う
  • メディアで学習する
  • 人気ゲーム「マイクラ」でも勉強できる

無料サイトを使用する

小学生のプログラミング教育でよく使われている無料サイトを以下にまとめました。

  対象年齢 内容
スクラッチ(scratch) 小学生 教育現場でも用いられる最も有名なソフトで、ブロックを組み合わせて行うプログラミングです。自由度が高く、本格的なゲームがつくれたりと高度なプログラミングができます。
ビスケット(Viscuit 未就学~小学生 絵の動きや変化の仕方を「メガネ」という部品を使ってプログラムしていきます。お絵かきが好きな子供にも人気があります。
Code.org 幼稚園〜高校生 世界でも有名な教材のひとつで、コンテンツも日本語に翻訳されています。Minecraftやディズニーのコースなど、子どもに人気のキャラクターが使われており、子どもが取り組みやすいよう工夫されています。
ぷよぷよプログラミング 小学生から高校生 プログラミング学習環境「Monaca Education」を用いて、セガが展開する有名なアクションパズルゲームぷよぷよをプログラミング学習できる教材です。サンプルコードを 写経=書き写し することでプログラミングし、動かなかったぷよぷよを完成させます。
Springin‘(スプリンギン) 小学生 プログラミングのレベルに合わせてゲームを作ります。スプリンギンで作った作品は他の人と共有でき、自分の作品で遊んでもらえます。
QUREO(キュレオ) 小学生 第17回 日本e-Learning大賞総務大臣賞 受賞や令和4年度文部科学省 こども霞が関見学デー 参画など数多くのメディアで表彰されているプログラミングシステムです。全国2,000以上の学習塾や学校等で採用されています。キャラクターの動きをプログラミングすることで、キャラクターを動かしながら学習します。

どれも無料で使えるため、お金を掛けずにプログラミングを学べます。

さらにメールアドレスを登録するだけで利用できたり、PCを持っていなくてもスマホやiPadで学習できます。

子ども向けとして小学生に人気のスクラッチScracth)は、アカウント作成の必要がありません。

ログインなしで利用できるため、どのような内容か様子をみるだけでも始めやすいですね。

ただし無料サイトの場合わからなくなったらやめてしまったり、エラーを自分で解決しにくいことがあるので注意しましょう。

プログラミングのWEBサイトは数多くあり、どれを選んでいいかわからない方も多いのではないでしょうか。

無料サイトを選ぶポイントはよく使われている言語を選びます。

プログラミングの言語はマイナーなものも含めると約200種類の言語があります。

そのなかでも初心者がプログラミング教育を始める際、まず学ぶべき言語の一例は以下のとおりです。

  • スクラッチScratch
  • HTML

スクラッチ(Scratch)は前項でも何度もでているように、小学校のプログラミング教育で最も取り入れられている言語です。

スクラッチ(Scratch)を事前に勉強しておくことで、学校の授業の予習にもつながります。

さらにキーボードを打てるようになったら、HTMLがお勧めです。

その理由はHTMLはよく使われる言語であり、HTMLを学ぶとホームページの作成が可能なためです。

目的に合わせて必要な言語が異なるため、どの言語を学んだらいいか正解はありません。

どこからプログラミング教育に手をつけていいかわからない方には、スクラッチ(Scratch)から始める事がおすすめです。

書籍を利用する

プログラミング教育に関する書籍は数多く出版されています。

ここでは、前項でもご紹介したスクラッチ(Scratch)を学ぶための書籍をご紹介します。

書籍タイトル 「いちばんはじめのプログラミング」
著者 たにぐちまこと
内容 世界中で使用され、日本でも最も利用者が多いスクラッチ(Scratch)の解説書です。子供向けに書かれた書籍のため、子供が自分のペースで進められます。小学校高学年以上の子供におすすめです。
価格 1,900円

次に紹介するのは、プログラミング教育をはじめるきっかけになるよう作られた書籍です。

書籍タイトル ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング
著者 リンダ・リウカス
内容 子供がプログラミングを学ぶためのきっかけにと制作された書籍です。親子で楽しみながらプログラミングを学習でき、本の後半には練習問題もあります。子供にプログラミングについて興味を持ってもらい場合におすすめの書籍です。4歳から小学校高学年までの子供におすすめです。
価格 1,800円

プログラミング教育はきっかけがないと、子供に興味を持ってもらうのは難しいです。

まずは書籍を読むことでプログラミングのイメージをつけてみるのはいかがでしょうか。

プログラミング教室に通う

プログラミング教室は数多く存在し、2020年時点では9,269校あるという調査結果が出ています。

プログラミング教室では授業内容は教室ごとに異なり、以下に小学生向けのプログラミング教室の主な3つの授業内容をまとめました。

パズルやゲームがベースのプログラミング教室 子供に人気のあるマインクラフトやLEGOを教材として使用し、子供がゲーム感覚で楽しみながら学べるプログラミング教育を行っています。前項でもご紹介しているスクラッチ(Scratch)も含みます。
ロボットを使ったプログラミング教室 ロボットを組み立てたり、プログラムを使って動かすことでプログラミング教育を学びます。工作感覚でできるので子供に人気があります。
スマホのアプリ開発を行うプログラミング教室 プログラミング教育の応用となっており、内容が難しいためプログラミング学習を経験してきた小学校高学年〜中学生以上が対象です。プログラミング本来の基礎を学べます。

どの内容が自分のこどもに合うか考えたうえでプログラミング教室を探しましょう。

プログラミング教室を探すポイントは以下のとおりです。

  • プログラミング教育の内容(*授業内容をご参考ください)
  • 通いやすいか
  • 月額料金が適性の範囲内か(平均月額1万~2万円程)
  • 口コミや評判がいいか

以上を踏まえたうえで、お近くのプログラミング教室をお探しください。

メディアで学習する

メディアで学習する方法では、NHKのEテレで放送されている「Why!?プログラミング」や「テキシコー」がおすすめです。

「Why!?プログラミング」

「Why!?プログラミング」はNHK for Schoolで初となるプログラミングをテーマにした番組です。

厚切りジェイソンやキャラクターたちが登場し、スクラッチ(Scratch)を用いてプログラミングを学びます。

番組の内容を以下にまとめました。

No.0 スクラッチを始めよう スクラッチの始め方、プログラミングの仕組みを学びます。
No.1 壊れた魚を動かせ プログラムがなくなって動きが止まってしまった魚に、プログラムを入力することでもう一度泳がせます。
No.2 おかしな踊りを直せ おかしな踊りをするキラキラ星劇場。音楽や踊りを直して劇場に活気を取り戻します。
No.3 文房具でシューティングゲームを作れ 文房具をプログラムで自由に動かし、攻撃してくる三角定規の動きをプログラムにしてシューティングゲームを作ります。
No.11 奇跡のチョウを直せ【算数】 真っすぐの線しか書けなくなったチョウのプログラムを直して、さまざまな正多角形を作ります。
No.18 うさぎとかめのCMを作れ【国語】 うさぎとかめの昔話を多くの人に知ってもらうために、うさぎとかめのCMを作ります。
No.9 スクラッチ動物園を救え【図工】 ネコが1匹しかいない動物園に絵をかいて動物を増やしましょう。
No.10 自分だけの楽器をつくれ【音楽】 鍵盤が欠けてしまったピアノを直して、さまざまなアイディアを出して自分だけの楽器を作ります。
No.13 スーパーロボット・ワンだふぉーを直せ【理科】 明かりがつけっぱなしでエネルギーも無駄にしている状況に対し、プログラミングを使って部屋が明るい時には電気を消すようプログラムを入力します。

参照:番組のスクラッチ | Why!?プログラミング | NHK for School

小学校の教科に対応したコースでは、算数や理科、図工、音楽など実際に「小学校プログラミング教育の手引き」に沿った内容になっています。

小学校の教科に対応したコースの他に中学校向けの内容、ゲームに特化した内容など様々なテーマが取り上げられています。

「Why!?プログラミング」の放送時間は月曜日16:40-16:50(2022年度)です。

ぜひチェックしてみてください。

「テキシコー」

「テキシコー」はコンピューターを使わずにプログラミング的思考を育むことを目的とした番組です。

「テキシコー」ではコンピューターへの苦手意識やICT環境を問わず、誰でも楽しくプログラミング的思考を学べます。

プログラミングに抵抗がある子ほど、おすすめできる番組です。

ここではプログラミング的思考として以下の5つの考え方を使っています。

プログラミング的思考 その1 小さく分けて考える
プログラミング的思考 その2 手順の組み合わせを考える
プログラミング的思考 その3 パターンを見つける
プログラミング的思考 その4 大事なものだけぬき出して考える
プログラミング的思考 その5 頭の中で手順をたどる

参照:テキシコー | NHK for School

「テキシコー」の番組内容は以下のとおりです。

あたまのなかで動かしてみよう「電車のおもちゃ」 電車を動かす前に頭のなかで動きを予測しましょう。電車を動かすと予測通りになったか検証します。ここではゲートを閉じた線路でどうやって電車が走るか学びます。
ロジックマジック 白い正方形の紙を手で9枚に破きます。破いた紙に数字を書きよく混ぜます。最初に書いた数字をプログラミング思考を使って当てます。なぜ最初に書いた数字を当てられたのか理由を紙の切り方で考察します。
どうしてこんなところにプログラム「郵便配達」 郵便配達でプログラミングが導入されている場面を学びます。郵便配達員が郵便物を組み立てていきます。組み立てる基準は配達原簿と呼ばれる表を用います。これは住所順ではなく、一筆書きのようにつながった最短ルートの順番になっています。一方通行や右折禁止などの交通事情も考えてプログラムされた道順です。

参照:#1 | テキシコー | NHK for School

「テキシコー」ではなぜそうなったのか、上記でご紹介した5つの考え方を使って解き明かしていきます。

「テキシコー」の放送時間は火曜日16:50-17:00(2022年度)です。

人気ゲーム「マイクラ」でも勉強できる

最後に小学生に人気のゲームであるマインクラフト(マイクラ)を使ってプログラミング教育を行う方法をご紹介します。

マインクラフトはサンドボックスゲームと呼ばれる種類のゲームで、決められたコースや過程がなく、想像力を豊かに自由に遊べるゲームです。

マインクラフトでは、コマンドとコマンドブロックというアイテムをうまく使って、ゲームを進めます。

限られたアイテムを組み合わせて、プログラミング思考を身につけることが可能です。

また、ゲームの中ではブロックを積み重ねたり壊していくことで、素材を集めて建物を作ります。

家を作るために何がどれだけ必要か、考えながらゲームを進めなければいけません。

順序立てて考えて実践していくことでプログラミングに必要な能力が身につきます。

このマインクラフトをつかった無料のプログラミング教材についてご紹介します。

MakeCode(メイクコード) マイクロソフト社が公開している無料のプログラミング学習教材です。ビジュアルプログラミングやPython、JavaScriptなどのプログラミング言語を使ってマインクラフトを動かします。Code Connectionと呼ばれるソフトのインストールが必要です。
Hour of Code Webブラウザのみで使うことができるプログラミング学習教材で、スマホやタブレットでも利用できます。
Scratch3.0改(スクラッチ) スクラッチを使ってマインクラフトを動かします。MODと呼ばれる無料ソフトが必要です。
8×9Craft プログラミングスクールを運営している株式会社ハックが提供しているプログラミングソフトです。JavaScriptを使ってマインクラフトを操作できます。こちらもMODのインストールが必要です。

子供に人気のマインクラフトからプログラミング教育に入ると、抵抗なくゲーム感覚で楽しみながら学習できます。

どれも無料で利用できるため始めやすく、特にマインクラフトが好きな子供にはおすすめです。

まとめ

この記事では小学生の子供をお持ちの方におすすめの小学生のプログラミング教育について、学習時期や具体的な学習方法をご紹介しました。

2020年に導入されたプログラミング教育は従来の教科の一環としての取組です。

そのためプログラミング専用の教科書がないため、学校によって対応が異なります。

パソコンやタブレットを使わずにプログラミング思考を養う授業もあります。

子供たちは知らず知らずのうちにプログラミングを学んでいるのではないでしょうか。

これからの社会ではプログラミング教育は非常に重要であり、諸外国でもすでに導入されています。

ぜひプログラミング教育を検討されている方に参考になれば幸いです。

 

 

 

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