プログラミングって難しいかも……。
プログラミングは、プログラミングスクールで学ぶべきもの?
そのような思いで勉強すること自体を思いとどまっている方々もいることでしょう。
実際問題、プログラミングは独学でも学ぶことができます。
独学でプログラミングを学ぶために大事なのは、「挫折しない始め方」を知っておくことです。
今回この記事では、
- プログラミングの始め方を知る前に
- プログラミングは独学でも大丈夫?
- プログラミングの始め方①必要なもの
- プログラミングの始め方②何を学習すればいいのか
- プログラミングの始め方③学習時間の目安
- プログラミング学習の始め方のコツ
- プログラミングを無料で学ぶことができるサイト
- プログラミングを学ぶことができる書籍
について知ることができます。
これからプログラミングをはじめようと思っている方々はぜひ一読ください。
プログラミングの始め方を知る前に
プログラミングの勉強を始める前に、プログラミングではどのようなことを勉強するのかを知っておくことが大事です。
そもそも自分が学ぼうと思っているのはプログラミングではなく、他のものかもしれません。それはあなたの将来を変えてしまうかもしれない大きなケアレスミスです。
プログラミングとは何か
「プログラミング」とは、コンピューターを実行させる指示を順番に書き出していく行為を言います。
人間たちには言葉が必要なように、コンピューターは機械語でつながっていきます。人間は機械語ではコミュニケーションをとることができないですが、コンピューターも人間の言葉ではコミュニケーションをとることができません。コンピューターがスムーズに意思疎通するために、プログラミング言語を必要とします。
ただし、人間の言葉にも英語であったり日本語があるように、プログラミング言語も250種類以上あると言われています。実際によく使われているプログラミング言語は、10分の1程度とも言われていますが、それでもそれだけのプログラミング言語を学ぶことはとても大変なことです。
スピーディー化・自動化のためのプログラム
プログラムは、プログラミングによって開発されます。
私達の身近では様々な用途でプログラムが使用されています。使われ方は様々ですが、おおかたプログラムは、
- スピーディーに処理できること
- 自動処理が可能であること
などのメリットのため有効活用されています。
「LINE」であったり「Twitter」「Facebook」と言ったSNSアプリや、ビデオゲーム、ソーシャルゲーム……と言ったものは全部プログラミングによって開発されたものです。
プログラミングは独学でも大丈夫?
プログラミングを独学ではじめてみたいけど難しそう……
プログラミングスクールへ行けば確実だけどお金がかかってしまうし、とりあえず独学でできないかしら……。
など様々な思いがあるようです。
結論を言えば、はじめての方々でも、プログラミングのスキルを独学で学ぶことができます。
一方でプログラミングスクールで学ぶ始め方がありますが、それぞれメリットデメリットがあるので、まずは自分がどちら向きであるのか確認することが大事です。
独学でプログラミングを学ぶメリットは、コストを安く抑えることができることです。
また、独学であれば、時間や場所にとらわれず勉強に集中することができます。
そして、わからないことは自分自身で解決することで力をつけていくことができます。
しかし、独学では、時として挫折してしまうこともあるかもしれません。
そして、いちいち自分で調べるため効率が悪く時間もかかってしまうでしょう。
プログラミングスクールに行くことで、挫折がおこりにくい始め方をすることができます。
また、効率よくプログラミングを学びたいと思えば、プログラミングスクールへ通うことがおすすめです。
プログラミングスクールでは同じ志をもつ仲間もいて、がぜんモチベーションも高めることができます。
さらに、就職や転職のサポートを受けることができる場合もあります。独学であれば、自分で就活も行う必要があります。面接などの就活ノウハウがわからないという方々は一から学ぶことになります。
プログラミングの始め方①必要なもの
プログラミングを独学ではじめてすぐに挫折してしまわないためにも、最初に正しい手順を理解しておく必要があります。
まずは、プログラミングを学ぶために必要なものを用意しましょう。
プログラミングをスタートするためには最低レベルで、
- パソコン
- インターネット環境
- 開発環境
が必要です。
パソコンが必要
プログラミングをはじめるためにはパソコンが必要ということはおおかた納得してもらえることでしょう。
タブレットをもっているけどパソコンはない……という方々もいらっしゃるようです。タブレットも性能がアップしているのでプログラミングの勉強はすることができますが、本気でプログラミングを学びたいと思えば、作業の効率性を重視しやはりパソコンの購入が必要です。
新品で最新機能のパソコンを求めてしまえばそうとう価格は高くなってしまうのですが、中古でも充分使えるパソコンは販売されているので、お金があまりないという方々はそのようなものを探してみましょう。
インターネット環境が必要
またインターネット環境は、環境構築であったり不明問題を解決するための情報収集に必要とします。また、Web開発には必要不可欠です。
安定性が高く、かつ高速回線を用意しておくことでプログラミングに集中することができます。また、Wi-Fiがあれば、いろいろな場所で自分のペースでプログラミングを学ぶことができます。
開発環境が必要
テキストエディタとは、パソコン上でメモやプログラムを書くことができるソフトのことです。Windowsの場合メモ帳、Macはテキストエディットという名前のアプリケーションが入っているでしょう。
そのようなアプリケーションを使用してプログラミングであったり、執筆作業をすることは可能ですが、より満たされた環境なら動作を随時確認しながらの学習が可能となり、エラーの箇所も見つけやすく効率性を高めることができます。
効率よくプログラミング学習をおこなうために、「プログラミングに特化したコードエディタ」を使用することがおすすめです。
- Atom
- Sublime Text
- VSCode
あたりをダウンロードしましょう。
また、
「統合開発環境(IDE)」とは、コードの記述~プログラム実行、またデバッグまでプログラミングに必要な機能をひとつにまとめた開発用ソフトウェアのことです。
統合開発環境(IDE)は、フレームワークのようなものではないか……?と思う方々もいるでしょう。
「フレームワーク」とは、アプリケーション開発における「ひな形」の役割をもっています。
フレームワークによって、アプリケーション全体の処理の流れを、わかりやすく明確に管理することができます。
一方で、IDEは、開発環境自体であり、エディタであったりコンパイラをまとめて提供します。
「Xcode」は、Appleが提供しているIos、macOSのソフトウェア開発に特化したIDEです。
「Android Studio」は、Googleが提供しているAndroid向けのIDEです。
Xcode、Android Studioあたりはよく使用されているIDEです。
また、Webサイトは、テキストエディタとWebブラウザがあれば開発することができます。
Webアプリ開発は、テキストエディタとブラウザだけでなく、専用の開発環境が必要です。
プログラミングの始め方②何を学習すればいいのか
プログラミングを学習することで、
- ゲーム・アプリを作る
- Webサイトを作る
- システム開発
- 電子機器の制御
が可能となります。
私達の日常生活は、ゲームであったり、スマホアプリに満たされています。それらはもちろんプログラムによって制作されたものです。
FacebookやTwitterといったSNSであったり、Amazon、YouTubeのなどのECサイト、動画サイトも、プログラミングで構成されています。
さらに、日々Webサイトを見ないという人たちはいないと言っていいほど普及しています。ブログであったりホームページ、検索サイトなどはすべてプログラミングで制作されています。
また、Webサイトやブログの中でポップアップウィンドウが表示、クリックするボタンがあるものを見かけることがありますが、それらもプログラミング言語によって構成されています。
私達の日常生活において、家電機器は必要不可欠な存在です。家電も、プログラミングによって動作しています。
もっと広い視野に目を向ければ、エレベーター、エスカレーターもプログラミングで制御されています。
さらに、仕事の分野でもプログラミングのテクノロジーは多く活かされています。たとえば、倉庫の在庫管理など単純作業は、プログラミングで作業効率化を実現することができます。
銀行におけるATMの管理システムもプログラミングで開発されています。
田舎暮らしをすれば、プログラミングとは無関係の生活がなりたつのかもしれません。
しかし現代人はそのような生活を不自由とやっぱり感じてしまうことでしょう。
そのような意味では、プログラミングによって私達の世界は全く別世界に塗り替えられてしまったとも言うことができるのではないでしょうか。
私達の日常生活においてプログラミングはもはやなくてはならない存在です。
逆に言えば多種多様ではじめての方々はどこから取り掛かればいいかがわからないでしょう。
まずは目的を明確にしプログラミング学習をはじめることで、効率性を増すことができます。
はじめてプログラミングを学ぼうと思っている人たちは、簡単でわかりやすいものからはじめるといいでしょう。
自分の目的にマッチしたプログラミング言語を選ぶ
プログラミング言語も数多く選択に迷う分野です。まずは自分自身の目的を決めて、目的に到達するためにどのプログラミング言語が必要なのかを確認しましょう。
「Swift」は、 iPhoneであったりiPadと言ったApple製品のアプリ開発に役立つプログラミング言語です。
「 Ruby」は、 Webアプリの開発・Webサイトの制作に役立つプログラミング言語です。
PHP : Webアプリの開発・Webサイトの制作・WordPressカスタマイズなど
Java: システム開発・Androidアプリの開発・ゲーム開発・ パソコンアプリ開発
Java Script: Webサイト制作・Webアプリ開発
HTML/CSS: Webサイト制作
Python:AI開発・Webアプリ開発・Webサイト制作・組み込み系アプリの制作・デスクトップアプリ制作
Kotlin: Androidアプリ開発
たとえば、「Ruby」はWebサイト開発に適しているプログラミング言語ですが、日本人が開発し、ヘルプ機能なども使いやすく、比較して容易に学ぶことができます。
また、「PHP」であったり「JavaScript」あたりも比較的容易に習得できる、はじめての方々におすすめのプログラミング言語ということができます。
プログラミングの始め方③学習時間の目安
プログラミングを勉強するためにどの程度時間を確保しなければならないか考えることも大事です。
実際には仕事をしている方々もいらっしゃるでしょうし、なかなかプログラミングの勉強に集中できない難しさもあります。仕事で疲れているから今日はちょっとサボろうという気持ちもおきてしまうかもしれません。
しかし、独学を決めた以上、勉強をサボろうという意識をもってしまうだけですぐに挫折へと追いやられてしまうでしょう。
独学でプログラミングを学ぶと決めた以上、自分自身でルールを決め、ルールは絶対に守る意識が必要です。
なかなか、自分だけでは決めた勉強時間に到達できないかも……という不安をお持ちであれば、最初からプログラミングスクールへ行くことも視野に入れて検討するといいでしょう。
プログラミングを学習するためには、それなりの勉強時間の確保が必要です。どの程度のレベルを目指すのかによって、プログラミングにあてる勉強時間にも違いがありますが、
おおかた入門レベルの理解に200時間の勉強時間を確保する必要があります。
もしも1日に5時間確保することができれば、おおかた40日を要することになります。
しかし、仕事をしている方々にとって1日に5時間は現実的な数字ではありません。無理なスケジュールをたててしまうことよりも、自分都合で可能なスケジュールをたてる方が持続させることができます。
また、
プログラマーとして活躍する
システム、アプリ開発の現場で働く
といった現場で使えるレベルの知識を習得したいと思えば、おおよそ1,000時間勉強が必要です。
簡単なアプリやWebサイトを制作する程度であれば、もうちょっと時間を短縮することができますが、それでもプログラミングを学ぶということは長距離を走りぬくランナーの覚悟が必要です。
さらに、即戦力として期待されるためには、実務経験が3年以上必要だと言われています。
時間にすれば、おおよそ2,700~7,000時間となります。
また、未経験での就職は、最低レベルでも1年の業界経験が必要だと言われています。
プログラミング学習の始め方のコツ
プログラミング学習は、時間がかかるものです。
適当な気持ちでは長続きはとうていできないでしょう。そこで、はじめての方々に長くプログラミング学習を続けてもらうためのコツのアドバイスをします。
抑えるべきポイントは、
- 目標や目的は細かく設定する
- 1日30分でもいい
- 独学に拘りをもたない
- プログラミング学習を実践で鍛える
あたりです。
目標や目的は細かく設定する
長期スケジュールをたてれば、とかく細部は適当になってしまいがちです。はじめての方々がプログラミング学習に挫折しないためには長期スケジュールも大事ですが、目標を細かく設定することも大事です。
細かく目標を設定することで、現在自分がどの場所にいるのかを都度確認することができますし、モチベーションを維持することができます。
可能であれば、今日1日自分が何を勉強したのかを明確にしておくといいでしょう。
簡単なメモ書きでも記録として残しておくことで、続けようという気持ちを維持することができます。
1日30分でもいい
仕事を現在している方々にとって1日5時間プログラミング学習というのはほとんど不可能です。
当然、できるスケジュールを組むことが大事ですし、一日30分だけでも勉強を毎日続けることが大事です。続けることで記憶力を持続することができますし、モチベーションを維持し続けることができます。
昨日は二時間勉強したから今日は休み……というスケジュールよりは、こちらの方が効率はいいです。
最初は一日30分でも続けることは楽ではないと感じるでしょう。しかし、毎日ジョギングしている方々と同じで、そのうち勉強しないと一日が終わった感じがしないという気持ちに変化させることができます。
独学に拘りをもたない
できるだけ安くプログラミングを学びたいから独学という選択をしたという方々も、結局のところ本をたくさん購入してお金がかかってしまっているということはないでしょうか。
それでもプログラミングスクールへ通うよりは、安い方法なのかもしれません。しかし、途中で挫折してしまえば、非常にコストパフォーマンスは低いということになります。
独学で続けることが不安であれば、他者の力を借りるのも方法です。
プログラミングスクールに通わないでも、近くにプログラミングについて詳しい人がいればそのような人を頼るのも方法です。また、SNSやブログなども有効的に活用するといいでしょう。
プログラミングスクールでも、「通学型」ではなく「オンライン」の選択肢があります。オンラインであれば、自分のペースで学習することができますし、幾分費用も安く済ますことができます。
プログラミング学習を実践で鍛える
プログラミングの基礎をある程度学ぶことができれば、実践を踏まえたアウトプットを意識しましょう。
インプットとアウトプットを繰り返すことによって、記憶を定着させることができ、より理解度を高めていくことができます。
自分自身で書いたソースコードでほぼ公開しても問題ないだろうということを判断できれば、積極的に公開します。
「GitHub」は、誰でも無料で利用できるプログラムコード、デザインデータなどを、保存、公開、共有可能な開発者向けのサービスです。実際の制作現場でも共同開発に欠かすことができないツールです。
エンジニアとして企業に採用されるために、GitHubを使って開発した経験値をアピールすることが一般的となっています。
制作したものをそのままにしておくのではなく積極的に公開することで、反響を受けることでモチベーションをアップさせることができます。
また、基礎を学べばクラウドソーシングサイトなども有効的に活用して、「自分自身でもこれだったら出来るかも……」と言った案件を探してみましょう。
Web制作あたりであれば、プログラミング経験値がないという方々でも採用されやすいです。
実際にお金になる仕事をすることで、自分が今どのようなスキルが足りないかということも把握することができるようになります。コツコツと実績を積み上げていくことで、IT企業の就活にも有利に進めていくことができます。
また、未経験の方々でも、プログラミングの基礎をすでに学んでいるという方々であれば、IT企業への就職も視野に入れてみるといいです。
実際に未経験の方々でもOKの応募案件は多く、そのような企業に就職することで、実務経験の中で実績を積んでいくことができます。
単に知識だけでなく、システム開発の流れであったりマネジメントなどエンジニアに必要なスキルも仕事をしている過程で学ぶことができるため、総合的スキルを磨くことができます。
プログラミングを無料で学ぶことができるサイト
独学でプログラミングを学びたいと思っている方々は、「無料プログラミング学習サイト」を有効的に活用してみましょう。
無料プログラミング学習サイトとは
無料プログラミング学習サイトでは、テキスト、動画などをインターネット上で閲覧をし学習を進めていきます。
学ぶことができる言語もたくさん提供されていて、充分有効活用することが可能です。
何を学んでいいかわからないという方々も、まずは無料プログラミング学習サイトで学び、これからの方針をたてていくのもいいでしょう。
カリキュラムのレベルは、初心者の方々のためだけのものではなく、中級者あたりのレベルまで対応してくれています。難しいレベルの学習ではありませんので、はじめての方々でも学びやすい環境が整っています。
プログラミングには環境構築が必要ですが、無料学習サイトの場合は環境構築も気にしないでスタートできるサイトが多いので、即勉強したいと思えばそれが可能です。
無料プログラミング学習サイトのメリット・デメリット
無料プログラミング学習サイトのメリットは、オンラインで学習できるため、自分のペースで勉強を進めることができることです。
無料プログラミング学習サイトでは、いろいろな言語を学ぶことができ、充分はじめての方々にとって利用価値はあると見ていいでしょう。
しかし、無料プログラミング学習サイトにもデメリットもあります。
それは、サポート体制まではほとんど期待できないことです。
有料でプログラミングスクールへ行けば、わからない質問があれば即回答してもらえるサービスであったり、転職支援サポートなどを受けることができ、学んだ基礎を確実なものにすることができ、学んだことを将来へと有効的につなげることができます。
しかし、無料プログラミング学習サイトではそこまでを期待することができません。プログラミングの基礎については学ぶことができたけど、転職活動のノウハウが全くない……という事態も起きてしまうかもしれませんので、転職につなげたいのであれば、有料のプログラミングスクールを選ぶことをおすすめします。
無料プログラミング学習サイトがおすすめの人
無料プログラミング学習サイトをおすすめしたいのは、
- 安い費用で勉強したい
- プログラミングの基礎を学びたい
- いろいろな言語について知りたい
- スキマ時間でちょっとずつ学びたい
と言った方々です。
プログラミングスクールがいいと思うものの、実際にプログラミングスクールに行けば~60万円という費用のスクールもあり、即通うことはとうてい無理という方々もいらっしゃるでしょう。
お金を貯める必要があるため即スクールに通うことができないとすれば、やがて学ぼうという気持ちも段々と失せてしまうかもしれません。無料プログラミング学習サイトであれば、学びたいと思えば即はじめることができます。
また、何事においても絶対に基礎は必要です。
基礎を単に学びたいというのであれば、充分無料プログラミング学習サイトでも使うことができます。
プログラミング言語は、「HTML」、「CSS」、「JavaScript」、「Python」、「Ruby」、「Java」、「C言語」……など多種多様です。
人気のプログラミング言語を学ぶというのでもいいですが、自らやりたいことを見極めることも大事です。無料プログラミング学習サイトは、自身が求めている言語を見つけるためにも有効的に利用することができます。
また、無料プログラミング学習サイトでは、自分のペースでちょっとずつ学ぶことが可能です。プログラミングスクールに通えば、どうしてもスクールのカリキュラムに拘束されて仕事と両立できないという方々もいらっしゃることでしょう。高い費用を支払いしているのに挫折してしまう方々もいます。一方無料プログラミング学習サイトは、毎日ちょっとずつ学びたいという方々に適した教材です。
無料プログラミング学習サイトの始め方
無料で使用できるプログラミング学習サイトはたくさんあるので、その中から自分にあったものを見つける必要があります。
Webサイトの作成であれば、「HTML」、「CSS」、「JavaScript」などが必要となります。Webアプリケーションを作成したいのであれば、「Ruby」が最適です。
まずは、無料プログラミング学習サイトに学びたい言語があるのかが大事な選択ポイントです。
また、無料プログラミング学習サイトの中には大人を対象としたものではなく、幼児向けであったり小中高生に向けたゲームのようなイメージで学習するものも提供されています。
もちろんそのようなサイトにもニーズがあります。
しかし、一方では基礎から応用までをガッチリ学びたいという方々もいます。自分が学びたいと思っているものが学びやすいスタイルのサイトなのか確認することも大事です。
無料プログラミング学習サイトのスタイルは、
- スライドを見て動かす
- 動画視聴タイプ
- ゲーム感覚のタイプ
などがあります。
自身の学習スタイルにあった方法を見つけることで、飽きてしまったり挫折してしまうリスクを最小限にとどめることができます。
おすすめの無料プログラミング学習サイト
どのサイトを使っていいかわからないという方々には、
- Progate(プロゲート)
- CODEPREP(コードプレップ)
- ドットインストール
- paizaラーニング
- Codecademy (コードアカデミー)
あたりがおすすめです。
Progate(プロゲート)
「Progate(プロゲート)」は、有名サイトなのではじめての方々も安心して利用することができます。
イラストを使ったスライドをたくさん使用して、見た目でわかりやすく、動かして学ぶことができます。
初心者の方々にとってハードルがやや高い環境構築は必要ないため、はじめたいとき即はじめることができます。
Progate(プロゲート)では、「HTML」、「CSS」、「JavaScript」、「jQuery」、「Ruby」、「Java」、「Python」、「Swift」、「Git」などのプログラミング言語を学ぶことができます。
また、無料であれば、基礎レッスンを受けることができます。月額1,078円ですべてのレッスンを受けることができます。
URL | https://prog-8.com/ |
プログラミング言語など | HTML、CSS、JavaScript、jQuery、Ruby、Ruby on Rails、PHP、Java、Python、Git、SQL、Goなど |
無料コース | ・JavaScript Ⅰ、Ⅱ ・Ruby Ⅰ ・PHP Ⅰ |
CODEPREP(コードプレップ)
次のおすすめ無料プログラミング学習サイトは、「CODEPREP(コードプレップ)」です。
CODEPREP(コードプレップ)は、まるで学習ドリルのような感じで、穴埋めスタイルで学びます。
ちょっとずつ段階的に進んでいくことが可能、1ドリルは10分程度で終了できるので、忙しいビジネスマンにもおすすめです。
CODEPREP(コードプレップ)では、Bootstrapについても学ぶことが可能。「ディスカッションボード」と呼ばれる掲示板が提供され、利用している方々同士でエラーを話し合い解決することができます。
URL | https://codeprep.jp/ |
プログラミング言語など | HTML、CSS、JavaScript、PHP、jQuery、Ruby、Java、Scala、Bootstrap、Python、Rustなど |
無料コース | ・Java入門 基本操作編 ・PHP実践 カレンダー実装編 ・Ruby基礎 文字列操作編 |
ドットインストール
次のおすすめ無料プログラミング学習サイトは、「ドットインストール」です。
ドットインストールは、
3分動画で段階的に学ぶことができます。494レッスン・7464本の動画が提供されています。
ドットインストールでは、中級者であったり上級者向けのコースは有料で利用することができます。
URL | http://dotinstall.com/ |
プログラミング言語など | HTML、CSS、JavaScript、PHP、Docker、iPhoneアプリ開発、Androidアプリ開発、Unity、git、Processing、Perl、C言語、Lua、SmallTalk、BASIC、COBOL、Pascal、Ada、Scratch、Brainf*ck、Sonic Pi、PICO-8、OpenSCAD、YAML、mustache、textlint、Arduinoなど |
無料コース | ・はじめてのJavaScript ・C言語入門 ・git入門 |
paizaラーニング
次のおすすめの無料プログラミング学習サイトは、「paizaラーニング」です。
paizaラーニングは、「コードガールこれくしょん」配信元であるpaiza(パイザ)が運営しているプログラミング学習コンテンツです。
paizaラーニングでは、1本3分の動画が提供され、忙しい方々もスキマ時間を使って学ぶことができます。
また、特別環境構築をしないでもオンラインで実行可能なプログラミング環境……など、はじめての方々にとってかなり使える機能を搭載しています。
paizaラーニングでは、ITエンジニアの就職に役立てることができる講座もたくさん公開されています。
C言語入門であったり、PHP入門も無料のほか(一部)、アルゴリズムやAWSの入門講座も無料で公開されています。
すべて受講可能となる有料コースは、月額1,078円(税込)から選ぶことができます。
URL | https://paiza.jp/works |
プログラミング言語など | C言語、C#、Java、JavaScript、Python、PHP、Ruby、Ruby on Rails、HTML、CSS、Git、Webアプリ開発 |
無料コース | ・PHP入門編1-10:一部無料 ・C#入門編1-10:一部無料 ・新・Python入門編1-7:一部無料 ・推しと学べるプログラミング:登録無料 |
Codecademy (コードアカデミー)
次のおすすめ無料プログラミング学習サイトは、「Codecademy (コードアカデミー)」です。
Codecademy (コードアカデミー)は、海外で知名度のあるプログラミング学習サイトです。
プログラミングのことを全く知らないという方々でも、手を動かすことでしっかり学べるインターフェースを装備しています。
表記は英語なのですが、比較的わかりやすい表現のみです。同時に語学力を学ぶことができます。
Codecademy (コードアカデミー)は、基礎~応用までを網羅、有料コースは月額17.49$で利用することができます。
URL | https://www.codecademy.com/ |
プログラミング言語など | HTML、CSS、JavaScript、jQuery、PHP、Python、Ruby、Java、SQL、Bash/Shell、C++、C#、R、Go、Swift、Kotlinなど |
無料コース | ・Learn HTML ・Learn R ・Learn JavaScript ・Learn Java ・Learn Ruby |
プログラミングを学ぶことができる書籍
勉強には本が一番落ち着くという方々もいらっしゃることでしょう。
- レベルに合う本を選ぶ
- 目的に合う本を選ぶ
あたりを意識して、本選びをはじめてみましょう。
プログラミング初心者の方々が楽しく学習を継続するには、イラストが豊富な本を選ぶといいでしょう。
また、サンプルコードがたくさんある本であれば、書き写しして動作を試すことで理解度を高めることができます。また慣れてきたら自分なりアレンジしてもいいでしょう。
プログラミングはじめての方々におすすめしたい本は、
- プログラミング入門講座――基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
- これからはじめるプログラミング 基礎の基礎
- スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)
- 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
です。
プログラミング入門講座――基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
「プログラミング入門講座――基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業」は、なんでプログラミングが必要なのかという観点からはじめての方々にもわかりやすく解説してくれています。
この書籍は、プログラミングの学び方を充分理解することができる書籍です。
また、特定の言語を習得するというタイプの本ではないのですが、はじめての方々がプログラミングに関しての有益情報を得たいと思えばかなり頼れる一冊とすることができます。
出版社 | SBクリエイティブ |
価格(税込) | 単行本:1,738円 Kindle版(電子書籍):1,564円 |
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
「イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本」は、イラストがたくさんあって楽しみながら学ぶことができます。はじめての方々もWebに関していのいろいろな基礎を体系的に学ぶことができます。
Webアプリケーションがどのようなメカニズムで動き、どのようなテクノロジーで実現しているのかなどを詳しく知ることが可能、将来Webエンジニアを目指しているという方々にもおすすめの本です。
出版社 | SBクリエイティブ |
価格(税込) | 単行本:1,848円 Kindle版(電子書籍):1,663円 |
これからはじめるプログラミング 基礎の基礎
「これからはじめるプログラミング 基礎の基礎」は、はじめての方々がおさえておきたい一冊となっています。
コンピュータのメカニズムであったり、すべての言語に共通したプログラミングの基礎を、丁寧に解説してくれています。
出版社 | 技術評論社 |
価格(税込) | 単行本:2,618円 Kindle版(電子書籍):2,487円 |
スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)
「スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)」は、発売してたった8年で総計40万部を超えた人気「スッキリ」シリーズの一冊です。
はじめての方々がつまずいてしまうポイントをひとつずつわかりやすく解説してくれています。
300点以上ものイラストが提供され、楽しくJavaを学ぶことができます。
また、「スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)」では、仮想開発「dokojava」が特典でついてくるので、初心者が手間のかかる開発環境構築に躊躇することもありません。
出版社 | インプレス |
価格(税込) | 単行本:2,860円 Kindle版(電子書籍):2,574円 |
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」は、「HTML」や、「CSS」……など、Webデザインの基礎をしっかりと学べる書籍です。
イラストであったりサンプルもたくさん提供されているため、初心者の方々も飽きないで学習と向き合うことができます。
この書籍を書いているのはWeb業界で知名度のある「Webクリエイターボックス」を運営しているManaさんです。
出版社 | SBクリエイティブ |
価格(税込) | 単行本:2,486円 Kindle版(電子書籍):2,237円 |
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、
プログラミングの始め方を、初心者の方々のため解説しました。
プログラミングは、独学でも充分学ぶことができます。
無料プログラミング学習サイトであったり、書籍を充分有効活用しましょう。
ただし、独学向きではない方々もいますので、そのような方々はプログラミングスクールを利用することも含めて検討するといいでしょう。
プログラミングに興味があるなら会員登録不要で無料のプログラミング学習サービス「Dig Skill」がおすすめ!登録不要なので自分に合わないと思ったらすぐ辞めれるし無料なので気軽に始めてみよう。
ソフトウェア会社がつくった学習サービスなのでスキルは間違いなく身につくでしょう。