プログラミングスクール

就職支援のあるプログラミングスクールを紹介 利用するメリットはある?

プログラミングスクールで勉強をして就職につなげたい

そう思うものの、実際にそのようなことが可能か不安を抱えている方々は少なくありません。

また、実際に就職ができたとしても、ブラック企業だった……ということになるかもしれません。

優良企業に就職するためには、就職支援ありのプログラミングスクールで学ぶことがおすすめです。

今回この記事では、

  • プログラミングスクールへ通えば就職することができるの?
  • 優良企業が求めているエンジニアとは
  • 就職支援ありのプログラミングスクールの選び方
  • プログラミングスクールの就職支援の内容
  • 就職支援のあるプログラミングスクールでは返金保証制度がある場合も
  • 無料の就職支援のあるプログラミングスクールも
  • 自社開発企業へ就職支援のあるプログラミングスクールがおすすめ?
  • 就職支援のあるプログラミングスクール

について知ることができます。

気になる方々はぜひ一読ください。

目次
  1. プログラミングスクールへ通えば就職することができるの?
  2. 優良企業が求めているエンジニアとは
  3. 就職支援ありのプログラミングスクールの選び方
  4. プログラミングスクールの就職支援の内容
  5. 就職支援のあるプログラミングスクールでは返金保証制度がある場合も
  6. 無料の就職支援のあるプログラミングスクールも
  7. 自社開発企業へ就職支援のあるプログラミングスクールがおすすめ?
  8. 就職支援のあるプログラミングスクール
  9. まとめ

プログラミングスクールへ通えば就職することができるの?

なかなかいい企業に就職することができない。

自分にはスキルがないからではないか。

プログラミングスクールでスキルを磨こう。

そのような流れでプログラミングスクールでプログラミングを勉強することにたどり着く方々は多くいます。

しかし、「プログラミングスクール」イコール「就職に成功できる」ではありませんので、注意も必要です。

どこでもいいから就職したいというのであれば安易にスクールを決めても可能です。しかし、エンジニアとして雇用されたのは良しとしても、過酷な重労働を要求する企業もあります。

エンジニアとして仕事をしている。

一見とても格好のいい仕事をしているようにも見えますが、内面は超残業当たり前のブラック企業という場合もあります。

もちろんプログラミングスクールで一生懸命勉強をして、そのようなブラック企業に就職することを求めている訳ではないはずです。

みなさんが求めているのは、「プログラミングスクールで勉強して優良企業に就職すること」ではないでしょうか。

結論を言えば、就職支援のあるプログラミングスクールでプログラミングを勉強することで、優良企業への就職が可能となります。

実際問題、高望みをしても要求を満たす企業に就職できるのかと疑問があります。

ここでいう優良企業とは、残業は規則内にとどまり、平均値以上の給料をもらうことができ、評判が内外いい企業という意味合いです。

プログラミングスクールへ通えばなぜ優良企業に就職が可能?

では、どうしてプログラミングスクールへ通えば優良企業に就職することが可能になるのでしょうか。

その理由は以下にあります。

  • 本気でエンジニアになりたいと思っている
  • プログラミングスクールでは就職支援してもらえる

本気でエンジニアになりたいと思っている

プログラミングは独学でも学ぶことができます。できるだけ安くコストを抑えたい気持ちから、あえてプログラミングスクールには通わないという方々もいらっしゃるでしょう。

意思の強い方々であれば、独学でも社会で通用するプログラミングを学ぶことができます。しかし、一人で黙々と勉強するのではなかなかモチベーションが維持できないという方々が多いです。

独学では、わからないことがあっても都度質問して解決することができません。本などでいちいち調べて解決しなければならないため、とても効率が悪く途中で挫折する方々が多くいます。

独学であれば、自分のペースで勉強と向き合うことができますが、逆に言えばそれはいつでもしたくないときにはサボることができるということです。既に仕事をしている方々の場合、自宅に帰ってこれから勉強しようと思っても疲れていて、「今日はもういいか……」という気持ちになってしまうでしょう。

プログラミングスクールに通ってもそのような気持ちはおこるのかもしれませんが、スクールに行けば同じ目的意識をもっている人たちがいるため、そのような人たちに刺激を受けて、「もうちょっと頑張ろう」と自身を鼓舞することができます。

プログラミングスクールへ通うことは、行くための費用も貯める必要があります。お金を貯めるために節約もしなければならないでしょう。

プログラミングスクールへ通う方々には強い意思があるため、きっと優良企業で必要としているクオリティーの高いスキルを身に着けることができることでしょう。

プログラミングスクールでは就職支援してもらえる

プログラミングスクールでは、就職支援をしてくれるところも多くあるので、そのようなスクールを利用することで就職に対してのノウハウをサポートしてもらうことができます。

支援をしてもらえるから、就職先がなかなか決まらないとかブラック企業に就職してしまうリスクを未然に防ぐことができます。

逆に言えばプログラミングスクールには、就職支援のないスクールもあるので、就職、転職を踏まえてプログラミングを学ぼうと思っている方々は、そのようなスクールで学ぶべきではありません。

プログラミング自体は、就活のためだけにある訳ではありません。趣味で学びたいという方々もいらっしゃることでしょう。そのような方々の場合は、別に就職支援のあるプログラミングスクールである必要はありません。

優良企業が求めているエンジニアとは

自称エンジニアというものの社会的には通用しないエセエンジニアである可能もあります。
そのような人たちは、すぐに面接で見破られてしまうことでしょう。

そこで、どのような人たちが優良企業にエンジニアとして認められているのか確認しておきましよう。

大学でプログラミングを勉強してきた

大学でプログラミングを4年間学んできたことをアピールすることができれば、面接官もきっとエンジニアとして注目することでしょう。

慶應義塾大学環境情報学部
明治大学情報コミュニケーション学部
筑波大学情報学群……。

それらは学生の方々が自信をもって主張することができる学歴です。

大学ではいろいろな分野の勉強をすることができます。

経済学部という方々もいらっしゃるでしょうし、文学部という方々もいます。

自身に目的性がない方々はおおかた経済学部を選択する傾向があります。しかし、面接官の立場では言えば、経済学部は少し個性が薄い学生というイメージもあるようです。

文学部には個性はある程度感じ取ることができますが、実際に文学のスキルが必要としている企業はごく限定的です。逆に企業では、文学部は変わり者が多いというイメージがあり敬遠するところもあると言います。

大学で最先端のプログラミングスキルを4年間学ぶ

それは、まさに優良企業が求めているプロフィールなのです。

プログラミングスクールで就職支援を受けた

プログラミングスクールで就職支援を受けたという方々も、比較して就職に成功しているケースが多いです。

学んだものがプログラミングスキルの基礎であったとしても、就職支援をしてもらうことができるからブラックではなくまともなエンジニア業界へ就職することができます。

エンジニア業界は、現在深刻な人材不足の問題を抱えています。しかし、いい加減な使い物にならない人材を雇用することはありません。就職支援によって社会で通用する確かな人材が育成されることになりますし、〇〇〇〇のプログラミングスクールの支援を受けたから信用できる人材だという思われ方もします。

プログラミングスクール自体がIT企業と太いパイプでつながっていることもあるので、より就職を有利に進行することができます。

そして、あなたがIT企業に就職をして期待以上の成果をあげることができれば、さらに就職支援をしたプログラミングスクールは評価をあげ、企業は「今後このプログラミングスクールで就職支援を受けた人材を優先して雇用しよう」という気持ちにもなるでしょう。

実績・ポートフォリオの質が高い人

実際には、学歴が関係なくても、実績であったりポートフォリオのクオリティーが高い人材は、充分優良企業でも通用します。

学歴は、人物を見極めるいい判断材料とすることができますが、実際に企業が見ているのは学歴ではなく、人間性であったり技術力の方であったりします。

技術としてわかりやすいものは、「実績」であったり「ポートフォリオ」です。そのようなものを即提示することができる人たちは、優良企業の就職に有利につなげることができます。

技術をもっている方々
であれば優良企業への就職を有利に進めることができます。しかし企業が同時に見ているのは人間性です。

プログラミングの仕事とコツコツと日々向き合っていればいいという内向的性格の方々もいるのかもしれませんが、やはり企業人となった以上はコミュニケーションの機会もあるので、性格の良さも求められていますし協調性も大事です。

就職支援ありのプログラミングスクールの選び方

就職支援ありのプログラミングスクールの選び方は以下の通りです。

  • 就職支援のクオリティー
  • カリキュラムのレベルはどうか
  • どのような企業に就職することができるのか?

就職支援のクオリティー

就職支援ありのプログラミングスクールを選ぶために、具体的にどのような就職支援を行ってくれているのか詳しくリサーチすることも大事です。

履歴書の書き方であったり、面接対策などをサポートしてくれるスクールもあり、プロのカウンセラーが在籍し、キャリアカウンセリングを行ってくれることもあります。

キャリアカウンセリングを行ってくれるプログラミングスクールであれば、現在の自分に何が足りていないのかなどを客観的目で教えてもらうことができ、かなり頼れると感じることでしょう。

自分ひとりでは迷いやブレもおこるものです。キャリアカウンセリングと二人三脚で就活と向き合うことができれば、目標をたてて目標にブレずに向かっていくことができます。

カリキュラムのレベルはどうか

エンジニアとして業界に就職を希望しているのであれば、実務レベルの技術を学ぶことができるプログラミングスクールを選ぶようにするといいです。単に教養レベルというのではなく、もうちょっとだけ上を目指してみましょう。

その理由は、やはり企業では高い技術力を求めているからです。少しでも高いスキルを持っている方々を優先して採用するでしょう。

まだまだ即戦力には到達できないですが、それでも実務レベルのスキルであれば、そこそこの活躍は期待することができます。

このプログラミングスクールでは実務レベルを学べるかどうかは事前の無料体験であったりカウンセリングの中で質問すれば知ることができます。

どのような企業に就職することができるのか?

そのプログラミングスクールでは、どのような企業に就職することができるのかも大事なポイントです。

それを知ることはなかなか難しいことなのですが、それでも無料カウンセリングなどの機会で聞いて知ることができます。

  • 自分が就職したいと思える求人情報があるのか……?
  • どのような企業を目指している生徒が多いのか……?
  • 実際に生徒さんはどういう企業に就職されているのか?

そのような質問を無料カウンセリングを利用して積極的にしてみましょう。

また、

「自分が就職したいと思える求人情報があるのか……?」

その質問をする前には、あなたが実際にどのような仕事に就きたいと思っているのかを具体的にすることが大事です。プログラミングを学ぶことで就くことができる仕事はまさに様々あります。

  • システム開発会社
  • WEB制作会社
  • ソフトウェア会社
  • 一般企業
  • ゲーム、ソーシャルゲーム会社

……。

いきなり具体的にするのは大変という思いもあるかもしれません。
しかし、最初にそのような姿勢をもっていないことには、なんとなくプログラミングを勉強するということになってしまうのではないでしょうか。最初にしっかり志をもつと同時に、ある程度具体的にすることは大事です。

まずは、ネットを有効活用してリサーチすることからはじめてみましょう。

プログラミングスクールの就職支援の内容

プログラミングスクールではどのような就職支援が行われているのでしょうか。

就職支援とは、就職であったり転職を目的としてプログラミングスクールへ通う方々に向けて行ってくれているサポートのことです。

既に受講するカリキュラムに就職支援サポートがある場合もあり、オプションでつける場合もあります。

プログラミングスクールで受けることができる就職支援は、

  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 就職相談
  • 求人情報の紹介

あたりです。

履歴書や職務経歴書の添削

就職支援ありのプログラミングスクールでは、履歴書であったり職務経歴書の添削サポートをしてもらうことができます。

実際にプログラミングスキルについて学ぶことができたとしても、履歴書や職務経歴書の書き方が全くわからないという方々もいらっしゃることでしょう。
知っているけど方法が間違っていたということもあります。

それでは、いくら高いレベルのプログラミングスキルを身に着けていたとしてもスムーズに就職することができません。

みなさんが想像している以上に、それぞれ企業では、履歴書や職務経歴書に対して厳格な目をもっています。正しい履歴書、職務経歴書を書けないと、それだけで「未熟な社会人である」というレッテルを貼り付けられてしまうことになります。

プログラミングスクールにおいて、履歴書や職務経歴書について一点一点間違いを指摘してもらうことができれば、就職活動に有利になることは間違いありません。プログラミングスクールでは、そのようなサポートを行ってくれています。

面接対策

就職支援ありのプログラミングスクールでは面接対策をサポートしてくれることがあります。

それぞれ企業によって面接のスタイルも違い、面接の段階で簡単な問題が出されることもあります。

あらかじめそのようなことがわかっていれば、生徒さんも慌てず答えることができるでしょう。

プログラミングスクールでは様々な企業のデータを蓄積し、面接の傾向と対策をアドバイスしてくれます。

また、丁寧に模擬面接を実施しているスクールもあります。

就職相談

これから転職を考えている方々もいらっしゃるでしょう。果たして自分はどのようにして企業探しをすればいいのか。未経験で新しい分野に挑戦して成功できるのかなど様々な不安を抱えていることでしょう。

プログラミングスクールでは、そのような様々な悩みを抱えている生徒さんと向き合い、就職に対しての相談に対応してくれています。

不安や疑問があるから専門家に聞いてみる。

それだけでも就職や転職を検討している生徒さんのストレスを大きく軽減させることができます。

求人情報の紹介

就職支援のあるプログラミングスクールでは、求人情報の支援をおこなってくれていることもあります。

あるプログラミングスクールでは様々な企業とつながりをもち支援をしています。企業も生徒さんの学習状況を把握することができ、企業側からスカウトが届けられることもあります。

また、あるプログラミングスクールでは、限定で公開している求人情報を紹介、閲覧することができ、面接対策まで適切なアドバイスを行ってくれています。

就職支援のあるプログラミングスクールでは返金保証制度がある場合も

就職支援のあるプログラミングスクールでは、「返金保証制度」が提供されていることがあります。

返金保証の3タイプ

プログラミングスクールで提供されている返金保証制度にはいろいろなタイプがあります。

  • 就職・転職に成功しなかった時に全額返金してくれる保証を提供している
  • 最初に頭金、また全額を支払いし、転職に成功したら全額返金してくれる
  • サービスに満足できないで退会する際返金してくれる

それぞれプログラミングスクールによって内容が違うので、しっかりチェックすることも大事です。また、条件の取り決めもあるので、最初に確認しておきましょう。

返金保証制度を提供しているプログラミングスクールは、実際にどの生徒さんに対しても返金ばかりしていては大赤字になります。それでもあえて返金保証制度を打ち出しているところは、まさに就職支援のあるプログラミングスクールの自信のあらわれとみていいでしょう。

返金保証制度を受けることができる条件とは

返金保証制度は、就職支援のあるプログラミングスクールにとって大きな魅力であるのは事実です。ただし、実際にはどのような生徒さんに対してもお金が返金されるということではありません。

現在就活をしている方々の場合、就職したいと思っている企業には様々な条件があるためなかなか求人案件に応募できないという苦い経験をお持ちでしょう。同じような感じで返金保証制度を採用しているプログラミングスクールにも様々な条件があらかじめ設定されています。

あるプログラミングスクールでは転職保証コースが提供されていますが、申し込みすることができるのは、受講する段階で年齢が30歳以下となっています。

やはり、転職にも適齢期があり超えればニーズはかなり低くなります。30歳以上の年齢の方々を対象としていれば返金率が格段とアップし、経営がなりたたなくなります。

30歳以上でも転職は可能であるため、30歳以下という条件はかなり厳しいという思いもあります。

そのような意味では、返金保証制度にはかなり厳しい現実があるという言い方もすることができます。

また、企業を紹介してもらうこともできるけど、東京の企業限定であったりします。

さらに、プログラミングを学ぶために300時間を確保する必要があり、全部の課題に合格するというのも条件となっています。

また、年齢制限のないプログラミングスクールもありますがそのスクールの場合、規定内の期間で学習を終了することができなかった、最終課題を制作することができなかった場合、返金保証制の対象外となります。

あと、転職セミナーを無断で欠席したり、音信不通になってしまったり、企業面接を無断でキャンセルしたりする生徒さんは、返金保証の対象外となるケースがあります。

そのような人たちは、ほとんどやる気のない方々であるため、返金保証制度の対象外になることには別に違和感はありません。

返金保証制度のあるプログラミングスクールのメリット

返金保証制度のあるプログラミングスクールでは返金ばかりしていては経営がなりたたなくなるため、就職支援にかなり意欲的であることがメリットです。

就職支援のあるプログラミングスクールは、方針に自信をもっているから返金保証制度を採用しているともいうことができます。

そのようなスクールでは、実績のない未経験の方々でもプログラミングスキルから、就職・転職までを一括サポートしてもらうことができます。

目標はプログラミングスキルというよりは、就職・転職であるため、より実践的スキルを身に着けることができます。

返金保証制度のあるプログラミングスクールのデメリット

返金保証制度のあるプログラミングスクールのデメリットは、やはり様々条件があることです。

それぞれプログラミングスクールでは、セールスポイントとして大々的に返金保証制度を謳っているものの、実際に適用されたのはほんの一部の生徒である可能性もあります。

また、返金保証制度のあるプログラミングスクールのデメリットは、
費用がかなり高額であることです。

返金してもらうことができるから高額でもいい

返金されないこともあるため、そのような安心感は本当になりたつのでしょうか。

無料の就職支援のあるプログラミングスクールも

就職支援のあるプログラミングスクールの中には返金保証制度という形ではなく、「受講料を無料にする」システムのところもあります。

プログラミングスクールを無料で受講することができるなんてあり得ない……。と思っている方々も多くいらっしゃることでしょう。

生徒さんからお金を徴収しないことには、どうやって経営がなりたつのでしょうか。

就職支援のあるプログラミングスクールでは、就職先の企業から成功報酬としてお金を得ているため生徒さん側からお金を徴収しないでも運営をなりたたせることが可能です。

また、無料にするためにも条件など取り決めがありますので、あらかじめ確認しておくことが必要です。

無料のプログラミングスクールの注意しなければならないポイント

無料のプログラミングスクールであれば、お金がないという方々も即はじめることができます。

かつ、プログラミングスキルを学ぶだけでなく就職支援までしてもらうことができます。
この2点には偽りはありません。

しかし、それでも注意しなければならないことはあります。

斡旋先はSESかも

無料でOKのプログラミングスクールの場合、生徒さんから費用を徴収しない代わりに、生徒さんをそれぞれ企業へ就職させて企業から紹介料を受け取ることで収益をあげています。
そのメカニズム自体にも別にそれほど違和感はないでしょう。

しかし、スムーズに様々なレベルの生徒さんを就職させるために、プログラミングスクール側では確実な就職先を確保しなければなりません。

そこでプログラミングスクールから斡旋されるのは、SES(システムエンジニアリングサービス)と呼ばれる企業である可能性があります。

SES系の企業とは、システム開発の下流工程を請け負う労働力として人材を求めているクライアントに対し、自社のエンジニアを派遣させ現場に常駐させ収益を得る企業のことです。

どのような現場に行かなければならないのかあたりが運営任せとなってしまい、案件によっては、ただテストであったり保守などの単純作業をずっと淡々とこなすだけになってしまうこともあります。

このような現場に派遣されてしまった場合、長いあいだ頑張っていたとしてもなかなかレベルの高い開発スキルを身に着けることができないですし、ただ意味なく年月を重ねてしまうだけ……ということになってしまうかもしれません。

期待できるスキルが身についていないかも

無料のプログラミングスクールで提供されているのは、多くが2ヶ月半程度の期間です。

無料のプログラミングスクールはある意味、スキルを教えるということよりも、職業斡旋に対して重点を置いています。短期であるのは、長期にしてしまうことでそれだけ挫折者を多く出してしまうからとも言われています。

就職斡旋をしようと思えば、生徒がゼロ人に……。それでは、プログラミングスクール側が収益をあげることができません。

したがって結果、プログラマーとしては中途半端な状態で社会に羽ばたっていくことになります。必然的に、開発スキルがあまりなくても大丈夫という企業への転職に限られてしまうことになります。

違約金があるかも

無料のプログラミングスクールでは企業へ斡旋することで収益を得ているため、生徒さん自ら自由に就職先を決めてしまえば、利益を得ることができなくなります。

そのような事態を回避するためにプログラミングスクールでは、自分で就職活動を行うことに対しては制限をかけていることがあります。

プログラミングスクールの契約内容には、勝手に就職してしまった場合は違約金が発生すると記載があることがあります。単に無料がいいということで決めてしまうのではなく、契約内容にもしっかり目を通しておく必要があります。

有料のプログラミングスクールがおすすめ?

無料のプログラミングスクールのメリットは、何よりも費用がゼロ円でいいことです。プログラミングスクールに通うため費用をこれから用意するという方々は、スキルを身に着けるためにそうとう時間を要してしまうことでしょう。

鉄は熱いうちに打て。

そのような意味では、時間がたてばモチベーションも幾分下がってしまうかもしれません。

しかし、無料プログラミングスクールにはデメリットもあるので、受け入れがたいという方々は有料のプログラミングスクールを選択することをおすすめします。

有料のプログラミングスクールには、お金がかかるというデメリットがあります。ただし、レベルの高い講師から教えてもらうことができるメリットがあります。それはスクールが、本気で社会に通用するプログラマーを育成しようという気持ちをもっているからです。

当然、プロのプログラマーを育てるためには、レベルの高い講師が在籍している必要があります。有料のプログラミングスクールでは現役エンジニアが講師として参加していることも多く、勉強の過程で何かわからないことがあってもすぐに的確な答えが返ってきますし、エンジニアとして働くための準備、心構えといった点についても丁寧に指導してくれます。

講師陣は本気になってプログラミングスキルを教えてくれるだけでなく、様々な相談にも親身になって乗ってくれたり、生徒たちがモチベーションを維持するためにはどうすればいいのかということを真剣に考えていてくれます。

また、レベルの高い講師と同時に、レベルの高いカリキュラムが充実していることもメリットとしてあげることができます。

生徒の方々にとっては、カリキュラムの内容が、難しすぎるということもあるかもしれません。しかし、そのようなカリキュラムに頑張ってついていくことでエンジニアとして成長し、優良企業に就職することが可能となります。

ポートフォリオは就職の際の強みとなりうるものです。有料のプログラミングスクールでは高年収が期待できるレベルのポートフォリオ制作にも力を入れています。

そして、有料のプログラミングスクールには何よりも、就職先を限定されることはないメリットがあります。

自社開発企業へ就職支援のあるプログラミングスクールがおすすめ?

「自社開発」とは、自社で提供する商品であったりサービスを、「企画」から「設計」、「開発」まで全部を自社で行い販売することを言います。

自社開発で知名度も抜群な企業は、Googleであったりディー・エヌ・エー、楽天などです。Googleでは自社開発で検索エンジンを提供し、ディー・エヌ・エーではソーシャルゲーム、また、楽天はショッピングモールを提供しています。

このような有名どころの企業に就職支援してもらうのはなかなか難しいと考えがちなのですが、自社開発企業は他にもたくさんあるので就職支援のあるプログラミングスクールでスキルを身に着ければ、充分可能性はあります。

自社開発企業の特徴

自社開発企業の特徴は、

  • 自社で開発するため納期にそれほど厳しいシバリがある訳ではない
  • ユーザーの反応を直接受け止めることができる
  • 企画の段階からサービスに携わることができる

などです。

クライアント主導ではなく自社での運用であるため幾分納期はゆるいと見ていいでしょう。しかし、実際に忙しいときには自社開発企業でもタイトなスケジュールが組まれることもあります。

また、自社開発企業は、社内のチームで開発を行うため入れ替わりの激しい人間関係にまどわされることもありません。

ユーザーの反応も直接知ることができるため、モチベーションも維持し続けることができます。

自社開発企業に就職することは難しい?

自社開発企業では即戦力として使うことができる人材を求めているため、なかなかプログラミングの基礎スキルだけでは就職は厳しいです。

自社開発企業で求められているのは、

  • 「設計」、「運用」、「保守」が可能となる実践力
  • チームでスムーズに開発可能なコミュニケーション力
  • エラー時に対応できる解決能力

などと言ったスキルです。

自社開発企業ではよりレベルの高いスキルが求められているため、生徒さんは豊富な実務経験であったり、ポートフォリオなどで即戦力となることを証明する必要があります。

Web系スタートアップ企業なら可能はあり?

なかなか未経験の方々が自社開発企業に就職することは難しい問題があります。しかし、たとえばWeb系スタートアップ企業あたりを目指すのであれば、未経験という方々でも受け止めてもらえる可能性があります。

Web系スタートアップ企業であれば、現在積極的に人材を採用している傾向があります。企業ブランドはまだそれほど育っていないため人材が集まりにくく、未経験の方々でも充分就職することができる可能性があります。

しかし、Web系スタートアップ企業では、教育システムが完全に確立されていないこともあるので注意が必要です。そのような企業に就職する場合には、ある程度自分自身で問題を解決することができる能力が必要となります。

自社開発企業の魅力とは

自社開発企業に就職することができれば、開発手法の段階から自分たちで決められるため、プログラミングスキルを向上させることができ、たとえばなかなか他では身に着けることができないUI設計スキルなど、様々なスキルアップを期待することができます。

そして、自社開発企業であれば企画の段階から参加することができるため、自分自身のアイデアが採用される可能性も充分あります。自社開発企業なら、会社にかなり貢献しているんだという実感ももつことができるでしょう。

また、働き方の自由性が高いのも自社開発企業の魅力ということができます。SES企業と比較して制限が少ないため、リモートワークを取り入れたり、フレックスタイム制、自由な服装で通勤OKなど働き方を自分好みにレイアウトできることも多くあります。

また、Web系スタートアップ企業にした場合、これから企業が大きく飛躍する可能性もあるため、大幅な年収アップを期待することができるかもしれません。

就職支援のあるプログラミングスクール

この章では、具体的に就職支援のあるプログラミングスクールを紹介します。

どのプログラミングスクールも、未経験からの就職・転職でも成功率がかなり高めの優良企業です。

  • 侍エンジニア
  • テックキャンプ(TECH CAMP)
  • TechAcademy Pro(テックアカデミープロ)
  • DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)
  • ポテパンキャンプ
  • CodeCamp(コードキャンプ)

侍エンジニア

まず、はじめに紹介する就職支援のあるプログラミングスクールは、「侍エンジニア」です。

侍エンジニアでは、転職したい方々のために転職保証コースが用意されています。

また、侍エンジニアを卒業して企業から内定をもらうことができなかった場合には、費用は全額返金してもらえる制度も提供されています。

転職保証コースはAWS(AmazonのITインフラサービス)の資格を取得することが目的のカリキュラムなので、受講することで年収の高いAWSエンジニアとして活躍することが可能です。

侍エンジニアで就職支援を受けて転職に成功できれば、「平均年収アップ額:65万円」というデータもあります。かなり期待できるおすすめプログラミングスクールです。

エンジニア就職・転職目的におすすめのコース転職保証コース
受講料金(税込)473,000円・16週間
学べるプログラミング言語AWS
運営会社株式会社SAMURAI

テックキャンプ(TECH CAMP)

次のおすすめ就職支援のあるプログラミングスクールは、「テックキャンプ(TECH CAMP)」です。

テックキャンプ(TECH CAMP)では、エンジニア転職・短期集中スタイルを提供、未経験者であったりはじめての方々でも最速10週間でエンジニアの転職を実現することができます。

また、テックキャンプ(TECH CAMP)では転職できなかった場合には受講した料金が全額返金される転職保証が提供されています。

転職成功率も98%。実績も豊富で、テックキャンプ(TECH CAMP)はITエンジニア転職を目指す方々におすすめしたいプログラミングスクールです。

ネットの口コミでも、「テックキャンプ(TECH CAMP)は未経験からエンジニア転職に成功できる就職支援、サポートが充実している」などとなかなかいい書き込みが多いです。

テックキャンプ(TECH CAMP)では、オンライン以外教室(東京、大阪、名古屋、福岡)も利用することができます。

また、フルタイムで学ぶことができる短期集中型or、仕事をしている方々でも学ぶことができる夜間・休日型など学習する時間も選択することができます。

通学型のプログラミングスクールを利用すれば、わからないことは即講師に対面で質問し解決することができます。

エンジニア就職・転職目的におすすめのコースエンジニア転職・短期集中スタイル
受講料金(税込)657,800円・10週間(給付金の利用で実質197,340
学べるプログラミング言語Ruby・Ruby on Rails・HTML・CSS・AWS
運営会社株式会社div

TechAcademy Pro(テックアカデミープロ)

次のおすすめ就職支援のあるプログラミングスクールは、「TechAcademy Pro(テックアカデミープロ)」です。

TechAcademy Pro(テックアカデミープロ)では、はじめての方々でも最短16週間で東京のIT企業に転職することが可能です。

学習から転職・就職支援までオンラインでOKなので、地方に住んでいる方々でも充分利用することができます。

また、TechAcademy Pro(テックアカデミープロ)では、受講している間現役ITエンジニアがメンターとして学習サポートし、プログラミング言語Javaを基礎からはじまり実践スキルまで学ぶことができます。

さらにキャリアアドバイザーの就職支援が提供され、未経験の方々でもIT企業に転職が可能です。万が一転職できなかった場合には受講料金の全額返金保証制度も用意されているので、安心して受講することができます。

また、TechAcademy Pro(テックアカデミープロ)は給付金を利用することができます。条件を満たすことができれば実質料金は164,340円でOKです。

エンジニア就職・転職目的におすすめのコースエンジニア転職保証コース
受講料金(税込)547,800円・16週間(給付金利用 実質164,340
学べるプログラミング言語Java・HTML・CSS・AI
運営会社キラメックス株式会社

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)

次のおすすめ就職支援のあるプログラミングスクールは、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)」です。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、オンラインでも学習OK、オンラインだけでなく東京・大阪の教室に通学もすることができます。

通学型スクールを選択すれば、わからないことは直接講師に聞いて効率よく解決することができます。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)では、「エンジニア転職コース」を用意、最短期間3ヶ月で、未経験から転職を実現することができます。

また、講義過程が修了した後転職できなかった場合は、受講料金が全額返金される転職保証制度が提供されています。

転職保証は、条件が30歳未満限定、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)の紹介する企業への転職が対象となっているなどの条件がある一方で、紹介してもらえる企業数はかなり多く、支援サポートも丁寧ではじめての方々にも充分おすすめすることができます。

また、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)では「専門実践教育訓練給付金制度」対象の「専門技術コース」も用意されており、条件を満たすことができれば受講費用最大70%を給付してもらうことができます。

できるだけ安い費用でプログラミングを学びたいと思っている方々にもおすすめです。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)には、すでに98%と高い転職成功率という実績があります。

ネットの口コミもなかなかいい書き込みが多いです。

エンジニア就職・転職目的におすすめのコースエンジニア転職コース(短期集中コース)
受講料金(税込)690,800円・3ヶ月(短期集中コース)
学べるプログラミング言語Ruby・HTML・CSS・JavaScript
運営会社株式会社インフラトップ(DMM.comグループ)

 RUNTEQ(ランテック)

次のおすすめ就職支援のあるプログラミングスクールは、「RUNTEQ(ランテック)」です。

RUNTEQ(ランテック)は、未経験の方々も即戦力のエンジニアを目指すことができるプログラミングスクールです。

RUNTEQ(ランテック)では、最大で9ヶ月、受講時間は1,000時間をかけ高いレベルのノウハウ・スキルを学ぶことができます。

また、RUNTEQ(ランテック)では受講期間中にポートフォリオの制作が可能であり、また、キャリアアドバイザーの転職・就職支援も利用することができ、会社選びのサポートであったり提携している企業の求人紹介も受けることができます。

RUNTEQ(ランテック)は、自由に企業を選んで転職することが可能です。すでに卒業した方々の転職成功実績が豊富にあり、かなり頼れるプログラミングスクールです。

エンジニア就職・転職目的におすすめのコースWEBマスターコース
受講料金(税込)550,000円・9ヶ月
学べるプログラミング言語Ruby・Ruby on Rails・HTML・CSS・JavaScript
運営会社株式会社スタートアップテクノロジー

ポテパンキャンプ

次のおすすめ就職支援のあるプログラミングスクールは、「ポテパンキャンプ」です。

ポテパンキャンプは、「Ruby」や「Ruby on Rails」の学習に特化しているプログラミングスクールです。

ポテパンキャンプでは、現役エンジニア講師に教えてもらうことができ、受講期間5ヶ月の間でエンジニアとして転職できるレベルのスキル習得を目指していきます。

提携している100社以上の自社開発企業に転職することが可能です。

ポテパンキャンプの就職支援であったりキャリアサポートの口コミ・評判も上々、「他のプログラミングスクールと比較してポテパンキャンプの生徒方は開発スキル、技術力が高い」という書き込みがありました。

オンラインでプログラミングを学ぶことができ、すでに基礎知識があるという方々の場合スキルに応じ受講料金を割り引いてもらえる制度もあります。

エンジニア就職・転職目的におすすめのコースRailsキャリア

 

コース

受講料金(税込)・期間Railsキャリアコース

 

440,000円(税込)

5ヶ月間(20週間)

Webアプリケーションコース

220,000円(税込)

2ヶ月間(8週間)

運営会社株式会社ポテパンー

CodeCamp(コードキャンプ)

次のおすすめ就職支援のあるプログラミングスクールは、「CodeCamp(コードキャンプ)」です。

CodeCamp(コードキャンプ)ではエンジニア転職コースが用意され、オンラインで受けることができる現役エンジニア講師とのマンツーマンレッスンによって、未経験の方々でも基礎~エンジニア転職が可能なレベルのノウハウ、スキルまでを学ぶことができます。

CodeCamp(コードキャンプ)では、国家資格を持っているキャリアコンサルタントがITエンジニアへの転職活動をサポート、ポートフォリオの作成支援もあり、オンライン完結でバッチリ就職支援をおこないます。

CodeCampエンジニア転職コースの学習カリキュラムでは、PHP・Laravelを利用したWEBサービス開発の基礎~チーム開発での実践スキルの習得までを受講期間4ヶ月で学習し、エンジニア転職を目指していきます。

エンジニア就職・転職目的におすすめのコースエンジニア転職コース
受講料金(税込)594,000円・4ヶ月
学べるプログラミング言語PHP・Laravel・HTML・CSS・JavaScript・MySQL
運営会社コードキャンプ株式会社

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、就職支援のあるプログラミングスクールの選び方、おすすめのプログラミングスクールなどについて解説しました。

就職支援のあるプログラミングスクールを選ぶことで、自社開発企業に就職・転職することも可能です。

また、就職支援のあるプログラミングスクールでは、返金保証制度を提供しているところもあり転職できなかった場合には費用を返金してもらうことができます。もちろん、全部の生徒にそのようなことをすれば運営会社は倒産してしまうため、返金保証制度を使わせないためかなり就職支援に本腰を入れていると見ることができます。

就職支援のあるプログラミングスクールは、ただプログラミングのスキルを学ぶということよりも、就職・転職することに重点を置いていることが多いです。

はじめてで就職・転職に不安……という方々にとってかなり頼れるパートナーとすることができるでしょう。

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