プログラミング

プログラミング資格は必要?初心者おすすめの資格は?難易度別に紹介

プログラミングが資格はプログラマーとして働く場合、必要なのでしょうか?

結論から言いますと、必ず必要ではありません。

資格を所持していないプログラマーは大勢います。

しかし、これからプログラマーとして就職するなら、自分のスキルをアピールするためにもプログラミングの資格は持っていた方が良いでしょう。

本記事では、プログラミング資格を取得するメリット、資格取得のベストな時期、難易度別おすすめの資格について解説しています。

プログラミング資格の取得を検討している人はぜひご参考にしてください。

プログラミングの資格は必要?資格を取得する3つのメリット

プログラミングの資格は取得した方が良いです。

プログラミング資格を取得すると自分の能力をアピールできるなどのメリットがあります。

プログラミング資格を取得すると得られるメリットは以下の3つです。

・自分の技術や能力を証明できる

・資格取得の勉強で理解を深められる

・就職や転職でアピールできる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

目次
  1. 自分の技術や能力を証明できる
  2. 資格取得の勉強で理解を深められる
  3. 就職や転職でアピールできる
  4. Ruby技術者認定試験
  5. C言語プログラミング能力認定試験
  6. PHP技術者認定初級試験
  7. Oracle Certified Java Programmer, Bronz
  8. Javaプログラミング能力認定試験
  9. ITパスポート
  10. マイクロソフト認定試験
  11. HTML5プロフェッショナル認定試験
  12. 情報処理技術者試験
  13. 基本情報技術者試験
  14. 応用情報技術者試験
  15. システムアーキテクト試験

自分の技術や能力を証明できる

プログラミングの資格を取得すると、自分の技術や能力を証明できます。

プログラミングの能力をアピールできる機会があれば、自分の能力を第三者に理解してもらうことができるでしょう。

しかし、そのような機会がなければ、どんなにプログラミングの能力が高くても証明する術がありません。

プログラミングの資格を持っていれば、プログラミングがあまり詳しくない人に対しても技術や能力の証明ができます。

資格取得の勉強で理解を深められる

プログラミングの資格を取得すると、資格取得の勉強で理解を深められます。

資格取得のために、プログラミングや情報処理技術、その他専門的な知識を学んでいきます。

例えば自分でプログラミングについて学んでいる場合、偏った知識しか習得できない場合もあるでしょう。

資格取得のために勉強をすると、自分の足りない知識や技術を習得できます。

資格の勉強をすれば、資格取得に必要な知識を学べるので、プログラミングに関するより深い理解を得られるでしょう。

就職や転職でアピールできる

プログラミングの資格を取得すると、就職や転職でアピールできます。

プログラミングの資格がなければ、どの程度の能力があるのかを証明するのは難しいです。

プログラミングの資格取得があれば、一定のスキルがあると認められます。

プログラマーとなるのに必須な資格があるわけではありません。

しかし、キャリアに合わせたプログラミング資格を取得していれば転職や就職の際にアピールできるでしょう。

プログラミング資格取得はいつがベスト?

プログラミング資格取得のベストタイミグは、自分が資格を取得したいと思ったときです。

例えばプログラマーとして就職や転職がしたいと思った際に資格を取得すれば、就職活動や転職活動の際に有利に働くでしょう。

学生時代に将来プログラマーを目指したいと思えば、在学中に資格取得を目指せば良いです。就職活動で忙しくなる前に取得するのが良いでしょう。

プログラミングの資格は年齢や経験など不問のものが多数を占めるので、自分が資格取得したいと思ったタイミングで資格取得をおすすめします。

プログラミング初心者におすすめの資格

プログラミング初心者におすすめの資格は8つあります。

・Ruby技術者認定試験

・C言語プログラミング能力認定試験

・PHP技術者認定初級試験

・Oracle Certified Java Programmer, Bronz

・Javaプログラミング能力認定試験

・ITパスポート

・マイクロソフト認定試験

・HTML5プロフェッショナル認定試験

それぞれの資格について詳しく見ていきましょう。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験概要は下記の通りです。

難易度 ・Silver:レベル1

・Gold:レベル2

合格率 非公開
試験日 随時実施
受験資格 年齢、学歴等に制限なし

※ただし、Gold認定されるにはGoldおよびSilver試験の合格が必要

受験料 16,500円(税込)
試験内容 選択式 50問
合格基準 75%の正答率

Ruby技術者認定試験は、全国各地のテストセンターで随時実施しています。

SilverとGoldの2つの難易度の試験があります。

・Silver:基本的な知識、技術レベルが問われる

・Gold:Silverよりも深い知識が問われる

Ruby技術者認定試験を取得すると、Rubyエンジニアとしての技術力が認められます。

プログラミング初心者はSilverから取得すると良いでしょう。

Ruby技術者認定試験Silver合格に必要な勉強時間

勉強時間の目安は50~100時間は必要です。

1日1~2時間勉強する場合、1カ月~3か月程度かかります。

Ruby技術者認定試験Silverの勉強方法

基礎的な知識が多く問われるので、基礎知識を定着させるため一つの参考書を徹底的に読み込み、演習問題を繰り返し解くと良いでしょう。

Rubyの公式HPに問題や過去問題が記載されているので、利用すると良いです。

 

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験概要は下記の通りです。

難易度 ・1級:中級レベル

・2級:3級よりは難易度が高い

・3級:プログラミング初学者向け

合格率 平均65%程度
試験日 ・1級・2級:1月下旬・6月中旬

・3級:6月下旬・9月上旬・1月下旬

受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 ・1級:7,800円

・2級:6,400円

・3級:5,200円

試験内容 多肢選択解答形式・マークシート形式
合格基準 60%の正答率

C言語プログラミング能力認定試験は1級~3級まであり、3級は初級レベルですが2級以上を取得すればC言語への理解度があることを証明できます。

1級は難易度も高く、取得していれば企業から評価され、就職や転職の際にアピールできます。

初心者は無理せず3級から挑戦していきましょう。

C言語プログラミング能力認定試験3級合格に必要な勉強時間

3級はC言語プログラミング能力認定試験の中で最も難易度が低いですが、合格するため必要な勉強時間の目安は110時間です。

C言語プログラミング能力認定試験の勉強方法

C言語プログラミング能力認定試験の過去問はインターネット上に公開されているので、過去問を繰り返し解いて試験の傾向になれると良いです。

C言語に関する参考書も数多く出版されています。

図解が多く載っているようなものが分かりやすく、初心者におすすめです。

PHP技術者認定初級試験

PHP技術者認定初級試験概要は下記の通りです。

難易度 プログラミング初学者向けレベル
合格率 合格率は約70%
試験日 随時実施
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 13,200円(税込)
試験内容 選択式 40問
合格基準 70%の正答率

PHP技術者認定初級試験は、随時試験を実施しており、PHPの知識を獲得できます。

PHPプログラミングの基本知識が問われる試験内容になっています。

PHP技術者認定の試験勉強を行えば、実務で重視する内容をより深く学べるでしょう。

合格率が7割程度あるので、プログラミングを学び始める人にとって最適な試験です。

PHP技術者認定初級試験合格に必要な勉強時間

PHP技術者認定初級試験の難易度はそれほど高くないので、実務2年目程度のプログラマーの場合は10時間程度の勉強で合格できます。

ただし、全くの初心者の場合、合格に必要な勉強時間は100時間程度です。

PHP技術者認定初級試験の勉強方法

独学で勉強する場合、PHP技術者認定初級試験の参考書を購入し一通り内容を理解しましょう。

参考書の内容が理解出来たら次に公式問題集を購入して勉強すると良いです。

試験合格のためには問題集が8割程度できるようになると安心できます。

Oracle Certified Java Programmer, Bronz

Oracle Certified Java Programmer, Bronze概要は下記の通りです。

難易度 Java初学者向けレベル
合格率 非公開
試験日 随時実施
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 14,630 円(税込)
試験内容 CBT方式(マウス選択問題)60問
合格基準 60%の正答率

Oracle Certified Java Programmer, Bronze は、Oracle社が提供するJava SE認定資格のひとつです。BronzeのほかにSilverとGoldの試験もあります。

Java初心者の方におすすめの試験はBronze

Java初心者の方におすすめの試験はBronzeです。

ただしBronzeは日本国内で独自に設けられた基準になります。

SilverとGoldは世界共通の資格試験です。

海外でも通用する資格を身に着けたいと考えているなら、SilverとGoldの取得を検討すると良いでしょう。

Bronzeの試験は随時実施しており、自宅からのオンライン受験が可能です。

試験日程が決まっているわけではないので、自分のタイミングで受験できます。

Oracle Certified Java Programmer, Bronze合格に必要な勉強時間

Bronzeはプログラミング入門者向けの資格試験なので、難易度はそれほど高くはないです。

独学で合格可能で、試験勉強に要する時間は50時間程度です。

Oracle Certified Java Programmer, Bronzeの勉強方法

Javaの基礎が身につく入門書を購入し理解・暗記をします。

試験対策用の問題集も準備し、実際に問題を解く練習をしましょう。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験概要は下記の通りです。

難易度 3級:初級レベル

2級:初級Javaプログラマー向けレベル

1級:中級レベル

合格率 52.2%
試験日 3級:年に3回(6月・9月・1月)

2級:年に2回(6月・1月)

1級:年に1回(6月)

受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 3級:5,200円(税込)(税込)

2級:6,400円(税込)

1級:7,800円(税込)

試験内容 3級:マークシート方式 6問

2級:マークシート方式 7問

1級:パソコンを使用した実技試験 2問

合格基準 60%の正答率

Javaプログラミング能力認定試験は、Javaの活用能力を問う資格試験です。1級~3級まであり難易度が一番低いのは3級。

Javaは世界中で使われているプログラム言語なので、プログラマーを目指している人は取得を推奨します。

比較的歴史の浅い資格ですが、毎年多くの人が受験しており、注目度が高い資格試験と言えます。

Javaプログラミング能力認定試験を取得していれば、Javaに精通していると認められるでしょう。

初心者レベルはJavaプログラミング能力認定試験3級

Javaプログラミング能力認定試験3級の試験範囲は、Javaを使ったプログラミングの知識や技能についてです。

難易度はそれほど高くはなく、基本的な知識があれば合格できます。

Javaプログラミング能力認定試験3級合格に必要な勉強時間

3級に合格するには70時間程度の勉強時間が必要です。

1日2~3時間勉強に充てれば、1か月程度かかります。

Javaプログラミング能力認定試験3級の勉強方法

基礎的な知識を身に着けるためには、しっかりと参考書を読み込むと良いです。

知識を頭に入れたあと、問題集で問題を解いていきましょう。

 

ITパスポート

ITパスポート概要は下記の通りです。

難易度 初級レベル
合格率 50%程度
試験日 全国の試験会場で、原則毎日実施
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 7,500円(税込)
試験内容 CBT方式 多肢選択式 100問
合格基準 %の正答率

ITパスポート資格は受験者数が20万人を超えており、注目されています。

取得すれば、ITに関する基礎知識があることを証明できます。

ITパスポートの難易度はそれほど高くない

ITパスポートは2人に一人は合格でき、難易度はそれほど高くはありません。

ITパスポート試験合格に必要な勉強時間

ITパスポート試験に必要な勉強時間は約150時間です。

1日2時間の勉強の場合、約3か月で合格を目指せます。

IT用語がある程度わかるなどITの知識があれば、約100時間の勉強時間で良いでしょう。

ITパスポート試験の勉強方法

参考書や問題集を購入して独学で合格を目指せます。

参考書を読んで知識を習得できれば、過去問に挑戦すると良いでしょう。

どうしても独学が難しい場合には、通信講座を利用する方法もあります。

マイクロソフト認定試験

マイクロソフト認定試験概要は下記の通りです。

難易度 Fundamentals:初級レベル

Associate:中級レベル

Expert:上級レベル

合格率 非公開
試験日 随時実施
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 一般:1科目21,103円(税抜)

学生:1科目11,607円(税抜)

試験内容 CBT方式 35~50問
合格基準 70%の正答率

マイクロソフト認定試験は、日本だけではなく世界で通用する資格試験です。

レベルに応じてFundamentals、Associate、Expert3つの中から選んで受験できます。

試験日程や試験会場の指定はなく、随時試験を実施しています。

自分の都合に合わせて受験が可能です。

学生であれば受験料に学割が適用されるので、割引価格になります。

Fundamentalsは初級レベル

マイクロソフト認定試験のFundamentalsは初級レベルなので、勉強を始めてばかりの人におすすめです。

Fundamentals合格に必要な勉強時間

160時間が資格取得の平均的な目安です。

1日2時間勉強すれば80日間は必要になるでしょう。

難易度はあまり高くはありませんが、覚えることが多いので、勉強にかける時間が多くなります。

Fundamentalsの勉強方法

独学とスクールを利用する方法があります。

独学の場合、参考書が充実していないため、少し難しいと感じる人もいるでしょう。

無料のWEB問題集などがあるので、独学の場合には利用することをおすすめします。

マイクロソフト認定トレーナーが開講するスクールで学べば、効率よく学べるので合格しやすいです。

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験概要は下記の通りです。

難易度 プログラミング初学者向けレベル
合格率 非公開
試験日 随時実施
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 16500円(税込)
試験内容 CBT方式
合格基準 70%の正答率

HTML5プロフェッショナル認定試験は、レベル1とレベル2の試験がありHTML5やCSS、JavaScriptの知識が求められます。

レベル1は基礎知識を問われる試験なので、合格しやすいです。

レベル2はレベル1よりも難しいですが、それほど難易度が高いというわけではありません。

HTML5プロフェッショナル認定試験を取得すると知識やスキルを証明できますし、企業によっては手当てが加算される場合もあります。

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1合格に必要な勉強時間

合格に必要な勉強時間の目安は40時間程度です。

1日2時間勉強すると3週間程度あれば試験に対する知識が身に付くでしょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1の勉強方法

基礎的な内容が問われるので、参考書を読み返し専門用語を暗記しましょう。

問題集を使用して何度も演習を重ね、問題に慣れると合格に近づけます。

 

キャリアアップにおすすめのプログラミング資格

キャリアアップにおすすめのプログラミング資格は4つあります。

・情報処理技術者試験

・基本情報技術者試験

・応用情報技術者試験

・システムアーキテクト試験

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験概要は下記の通りです。

難易度 中級レベル
合格率 20~30%程度
試験日 年2回
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 7,500 円(税込)
試験内容 選択式
合格基準 60%の正答率

情報処理技術者試験は、経済産業省が情報処理技術者としての一定のスキルを有していることを認定する国家試験です。

レベル1~4まであり12種類に構成。

今まで合格者が250万人以上おり、IT系の試験の中では定番の試験となっています。

試験に合格すると「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身につけた者」と認知されるので、プログラマーに求められるITの知識を証明できます。

情報処理技術者試験の勉強方法

レベルが1~4まであるので、まずは情報処理技術者試験の初心者向けの資格試験を取得しましょう。

出題も広範囲に渡り簡単ではない試験なので独学で行う場合、過去問や参考書を繰り返し勉強する必要があります。

独学では不安な場合は通信講座を利用したりスクールに通う方法がおすすめです。

 

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験概要は下記の通りです。

難易度 難易度が低い
合格率 25%前後
試験日 全国 47 都道府県の CBT テストセンターで通年試験
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 7500 円(税込)
試験内容 CBT方式
合格基準 40 %の正答率

基本情報技術者試験は、エンジニアへの第一歩と言われている資格試験です。

毎年10万人前後の受験者がいます。

随時試験を実施しているので、自分の都合に合わせて受験できます。

科目Aと科目Bがあり、試験時間はトータル3時間程度です。

基本情報技術者試験の勉強方法

基本情報技術者試験はプログラミング初心者におすすめの「「ITパスポート試験」よも少し難易度が高いです。

それほど難しい試験ではありませんが、基礎的な知識を頭に入れておく必要があるので、合格するためには勉強時間が120~130時間は必要です。

参考書で基礎的な知識を暗記し、人取り理解出来たら問題を実際に解きます。

科目Aは過去問題から出題される傾向が高いので、過去の問題は繰り返し解いておきましょう。

過去問題をすれば問題の傾向も理解できます。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験概要は下記の通りです。

難易度 難易度が高い(レベル3)
合格率 20%前後
試験日 随時実施
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 7500円(税込)(税込)
試験内容 午前:選択式 80問

午後:記述式 11問

合格基準 午前試験と午後試験それぞれで60%の正答率

応用情報技術者試験は、合格率が20%前後と簡単な資格試験ではありません。

午前と午後の試験があり、いずれも6割の正答率が必要です。

午前の試験で6割に達しない場合午後の試験は受験できません。

応用情報技術者試験の勉強方法

応用情報技術者試験に合格するためには、参考書と過去問題がポイントです。

過去問題と似たような問題が出題される傾向があるので、繰り返し過去問題を解いていると、必要な知識も身に付くのでおすすめです。

応用情報技術者試験に合格するために必要な勉強時間は、500時間程度。

毎日2時間勉強すれば、9カ月の期間が必要です。

試験範囲が広く難易度が高い試験と言われています。

基礎的な知識があれば独学も可能ですが、全くの初心者の場合には独学よりも通信講座を利用するのがおすすめです。

 

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験概要は下記の通りです。

難易度 難関レベル
合格率 12~15%
試験日 毎年4月の第3日曜日に開催予定
受験資格 年齢、学歴等に制限なし
受験料 7500円(税込)
試験内容 午前Ⅰ・午前Ⅱ:多肢選択式

午後Ⅰ・午後Ⅱ:記述式

合格基準 60%の正答率

システムアーキテクト試験は、難易度が高く合格するのが難しいと言われている資格試験です。

資格を取得すれば、高い情報処理技術を保持していることが認められるので、高い市場価値がつくでしょう。

転職をする際に有利に働きます。

システムアーキテクト試験は「午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱ」の試験愛用となっており、いずれか一つでも基準点を下回ると不合格となります。

毎日コツコツと勉強をしてしっかりと準備し、試験に臨む必要があるでしょう。

システムアーキテクト試験の勉強方法

午前Ⅰ・午前Ⅱの試験は定番問題が多く出題されます。

出題範囲はストラテジ系やマネジメント系、テクノロジ系の全分野と広いですが、過去問と同じような傾向の問題も多いので、過去問題を繰り返し解くと良いでしょう。

午後Ⅰ・午後Ⅱの試験は記述式なので、午前よりも難しく苦手としてる人も多いです。

1問に対し5ページほどの長文の記述があり、何を問われているのか分かりにくいので先に設問を読んでおくと良いです。

システム開発技術・情報セキュリティ・システム企画分野の専門的知識を徹底的に頭に叩き込みましょう。

知識が頭に入ったら次に問題演習です。

記述式は時間がオーバーしがちなので、時間を測りながら問題演習に取り組むと良いです。

資格の選び方

ここまでで紹介してきた資格は以下のように分類できます。

国家資格 ITパスポート

基本情報技術者試験

応用情報技術者試験

ベンダー資格 Oracle Certified Java Programmer, Bronz

マイクロソフト認定試験

ベンダーニュートラル資格 Ruby技術者認定試験
民間資格 C言語プログラミング能力認定試験

PHP技術者認定初級試験

Javaプログラミング能力認定試験

情報処理技術者試験

システムアーキテクト試験

HTML5プロフェッショナル認定試験

 

資格を選ぶ際は実用性、信用性、アピールポイントになるかを考えて選ぶと良いです。

現場で役に立つ知識を身に着けられる実用性の高さを重視して資格を選んでも良いでしょう。

信用性を重視するなら、国家資格がおすすめです。

就職や転職時のアピールポイントとして資格取得を検討しているのであれば、国家資格や信頼性が高いベンダー資格が良いです。

ベンダー資格とは、IT関連の製品を販売しているベンダーが自社製品の操作などのスキルを証明するための資格になります。

ベンダーニュートラル資格は、どのベンダーにも存在していない資格です。

就職後に資格手当を得たいなら、希望する企業がどのような資格に手当てを出すのかを調べておくと良いでしょう。

プログラミング資格が不要なケース

プログラミング資格が有利になる場合もありますが、不要なケースもあります。

不要なケースは以下の通りです。

・企業の採用基準に入っていない

・実務経験重視の場合

就職や転職をする際に、希望する企業の採用基準に資格取得が入っていないのであれば、資格は不要です。

即戦力を求めている企業の場合、資格取得よりもどの程度のスキルがあるのかが重要視されます。

現場での経験やスキルがあれば資格がなくてもアピールできますが、経験がない場合はアピールポイントがありません。

そのためにも資格取得をして習得しているスキルをアピールすると良いでしょう。

まとめ

プログラミングの資格試験はさまざまな種類があることが分かったと思います。

ただしプログラマーとして働くうえで、必ずしも資格が必要なわけではありません。

即戦力が必要な企業においてはそれまでの実戦経験やスキルが重要視されます。

これからプロ蔵イングについて学ぼうとする初心者の人、将来的にプログラマーとして働きたいと考えている人は資格を取得して知識や技術を習得すると良いです。

自分が将来どのようになりたいのか考え、将来持っているとプラスになる資格は何か調べて最適な資格取得を目指しましょう。

資格取得を決めたら、いつまでに取得しておくべきか、試験範囲や試験内容はどのようになっているのかを調べて、試験当日までのスケジュールを立てながら学習を進めることをおすすめします。

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